https://takeyama.weblogs.jp > 奥の太道 散歩散策記録

  商売をしている手前、長期休暇は取れないけれども、時間を見つけては散策に出かけるタケヤマ一家。せいぜい日帰りか1泊2日の東日本への小旅行が中心で、本州を離れることは滅多にない。しかもガイドブックを持たずに行き当たりばったりで出かける。
 例えば鎌倉に行くと決めたら駅に着いてから考え始める。計画性がないと言えばそれまでだが、予定なしで散策した方が思いがけない出会いに遭遇する。パックツアーだと見逃してしまいそうな看板やお店。空気の色や香り。そこに暮らす人たちの日常を垣間見ることもできる。それまではまるで高度成長時代のツアーみたいに次々と観光スポットばかり歩き回っていたが結局疲れだけが残るので、最近は感性に触れることを主目的に、出たとこ勝負の散策に変えた。

 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

 松尾芭蕉の名作『奥の細道』の一節である。観光地を巡るだけが旅でなく、日常そのものが旅なのかもしれない。

 細道だと通れない体型なので、タイトルは「奥の太道」にした。


絵/長友啓典・伊集院静「大人の絵本・秋」(平成16年)

大島瀬戸
養殖いかだ
ゆりかもめ その一
ゆりかもめ その二
鎌倉・佐助稲荷神社
鎌倉・銭洗い弁天への切通し
親切な案内図
素敵な建物
変身!蔵
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