これが河北新報やミヤギテレビで紹介された時計です。1983年頃ネジ巻きの調子が悪くなったのですが、山岡時計店さんが部品を一生懸命探してくれて復活しました。今となっては時計はどこにでもあるでしょうが、購入当時は相当高価なものだったのでしょう。大正の大火の時も誰かが持ち出しているし、昭和の大火の時には9歳のサキチ少年が背負って逃げたのですから。それにしてもこの時計、今まで何回鐘を鳴らしてきたのでしょう。毎時と同じ数だけ鳴るので1日に156回×365日×104年=592万1760回!
恐れ入りました。