77 posts categorized "建物"

2007-10-13

また、ひとつ

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 仙台在住の浅井元義さんのスケッチ画「風待ち港の建物」にも登場した佐々木金物店が閉店するそうです。

 KENJIさん、degさん、yokoさん。隣で何十年と飼っている亀のことを、覚えていますか?

 暇つぶしで見物に行って遊んだこと、、、今も2階で生きてるんだってよ。かなり大きくなってるだろうなぁ。

 物静かなおじさんがこの春「去年は雪が多くて雪かきシャベルが売り切れたがら、今年たんまり仕入れだら、、、暖冬でさぁ」と言っていたことや、金具など探しに行くと「こいづが?」って見つけてくれたり、まぁ、我が家の何でも屋さんでした。また、わたしが入院した時は暇つぶしに読めばいいと本を届けてくださったり、、、物知りで学者肌の方ですね。

 何だか追悼文みたいになりましたが、sakichi翁のひとつ後輩で87歳。いたって元気ですが寄る年波に勝てないので思い切って閉めるようです。

 おじさん!十分に本読めて「いがったね。」

seiko

2007-10-12

街は人の香りがする

Arezzo

 娘のプリーヌが歯医者へ出かけると言うのでついていった。車で30分、アレッツォに着く。治療の間、プリーヌのボーイフレンドにガイドしてもらった。アレッツォの起源はエトルリア時代に発し、中世には自治都市として栄え、フィレンツェやシエナに次ぐルネッサンス文化の中心地だった。半日でぜんぶ回れる広さにルネッサンス時代の絵画や建築があちこちに点在している。車一台がやっと通れる石畳の路地ばかり。ドアノブを叩きながら婆さんが何か叫んでいた。そしたら3階の窓から別の婆さんが顔だして手招きしていた。ああ、ここでも茶飲み話があって「いだのすか」「あがらい」とでも言っているのだろう。

 そう思ったらドアノブに親近感が沸いて、おのおののドアノブと紋章ばかり撮っていた。それで気づいたのは左のドアノブはほとんど触られていないこと。そりゃそうだ、右が開くのだから。それに貧富の差があること。お金持ちの家は豪華な飾りが、貧しそうな家にはないかあっても牛の鼻輪みたいなものだった。大金持ちそうな家にはドアノブはない。たぶん叩いても聞こえないからだと思う。模様にも個性がある。たぶんライオンだろうが、般若の形相をしたドアノブが多く、百合や縄をモチーフにしたのもあった。魔除けの意味でもあるのだろうか。

 そんなこんなで二時間弱、プリーヌが治療から戻ってきた。二人は長い間離ればなれのカップルかの如く抱き合ってキスしていた。僕は目のやり場に困って、ドアノブを撮るふりをして離れた。

KENJI 

2007-10-03

秋の探索

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 日曜日、紅葉はまだまだ早いけど、八瀬路をドライブしてきました。写真はのこん菊でしょうか。

 朝7時半に公務へ出掛けたfumihide。割と早く終わったようで、途中から電話あり「今から、eikoばあちゃん誘って建築状態見さ行ぐべ!」

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 建築現場は休みで誰も居ませんでした。sattoちゃんだけ(笑)。

 目の保養か毒か?解らなくなってしまいそうです。新築の香りは清々しいので。

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 タデ科のミゾソバと思われます。葉っぱの形からウシノヒタイ、花の形からコンペイトウクサとも言うんですって、、、。成る程ねぇ、そっくりです。。

seiko

2007-09-25

おっかない

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 SEIKOの実家を撮影してきた。シートの隙間から見える梁や柱に感心した。

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 百聞如一見、実際に見ると迫力がある。姪は「だいぶ建物らしくなった」と言っていた。

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 SEIKOは留守番で、写真を撮って来いと頼まれたが、シートで覆われて全景は撮れなかった。自分で行って見て来いと言ったら叱られた。家内はおっかない。

fumihide

2007-09-05

取材の取材?

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 風待ち研究会さんの案内で、島根県から街づくりの取材調査にいらっしゃいました。カメラを持つ彼は、それを取材する地元新聞社のI君でした。

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 eikoばあちゃんの説明を一生懸命メモするみなさん。風待ちのM女史は建築の専門家だけに、とても心強い助っ人です。台風の影響でしょうか、湿った空気が漂って自慢の蔵クーラーも効きません。蒸し暑い中、おいでくださってありがとうございました。何かのお役に立てば、、、と、思っています。

seiko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北