77 posts categorized "建物"

2007-03-26

あがらいんや

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 今日は静岡で教鞭をとっていらっしゃる方々が、街並みウオッチングでお見えになりました。先週、風待ち研究会からアポがあり、eikoガイド嬢もやる気まんまんです。時間の都合でゆっくり説明できないのが難点でしょうか。建築関係の方には部材から工法まで詳しい説明を、そうでない方にはそれなりの、、、となかなか難しそうです。

 ウォッチングされる方々には、まず初めに2階の遠近法みたいな末広屋敷を体感してもらって、時間があれば我が家で唯一四角い部屋の茶の間でお茶してもらっています。

 今日はお茶うけのおまけに、今季最後の「あざら」をお出ししました。奇妙キテレツな物体にさぞやビックリしたことと思います。日帰りで気仙沼を味わいつくすのは難しいかもしれませんので、今度はゆっくり泊りでおいでくださ~い。

seiko

2007-03-16

着々と

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 「屋下げ」の神事から一ヶ月あまり。広々となった跡地をとくと眺めています。

 そして、着々と工事は進んでいるようです。

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 池を作るには土台に湿気がおよばないようにしなければならないし、管理も大変だから埋めてしまうようですね。まじまじと眺めていたら色んな想い出が沸いてきました。

 遊び半分で釣竿をたらしたら本当に鯉が釣れて、しかも糸が切れて狼狽してた人。悪さばかりをするので池に放り投げられた人。スケートするって薄氷に上がってドボ~ンと落ちた人等など。

 一周忌のお礼と取材を兼ねて電話してみました。

「今日から池に入れる水を減らして、自然に干そうがど思ってさ。」

「鯉は誰かにやんの?」

「欲しいやづにけでもいいげんと、、、食うが?」

「…。」

あ~ぁ、やっぱしわたしの親だわ。

seiko

2007-02-17

きのながい話

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 ご覧の通り長~い木です。

 長さ10メートルくらいはあるでしょうか。何処にどんな風に使われるのか?

 ♪この~木何の木気になる木、見たことも無い木ですから~♪と、ほんとそんな感じでとっても気になりましたが、なんせ建築に関しては皆目分かりません。早速取材開始。

「32尺。梁。杉の木だ。」とtouichi爺。

 驚き桃の木山椒の木!

 年輪を数えたら途中で分からなくなりました。わたしより先輩なのでしょうね、たぶん。気の長くなるような時間をかけて育った杉の木が、こんどは何十年と家を支えるのですからたいしたものですね。

 杉の木さん、ご苦労さんです。

seiko

2007-02-13

払いたまえ清めたまえ♪

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 120年余お世話になった「家」の屋下げ(やさげ)の神事に参加しました。何度か増改築していますが、屋台骨はそのままでした。何年振りでしょうか、まじまじと神棚を眺めたのは、、、。

 生まれ育った家で、今となっては四半世紀以上前のことなのに、色んな想い出がよみがえってくるものですね。

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 とても大きな大黒様と恵比寿様です。

 小っちゃい頃は怖かった~。

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 最後にお神酒が振舞われましたので、気持ちだけ飲みました(笑)。

 想い出のある人、どうぞ召し上がれ~。

seiko

2007-02-02

さい銭と損害保険

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 消防話その一。

 東京のある有名なお寺では、その年に集まったさい銭がまるまる火災保険の掛け金になる。その額2000万円前後。損保会社に勤める友人は初詣シーズンが終わるやいなや、集計機を携えて勘定しに行っていた。年間の掛け捨て保険料が2000万円なんてすげー、儲かるだろうと言ったら、

 「バカ言え。燃えたら天井なしだ。会社がぶっ飛ぶ。」

と言っていた。どうやら災害や盗難を含めて再現できるまで補償するらしく、実際に燃えてみないと算出できないという。損保会社にしてみれば燃えないことをひたすら祈るのみ。そう考えると2000万円は破格なのかもしれない。

 それにしてもさい銭が掛け金になるとは、世の中うまくできている。

 消防話というより、保険話でしたね。

KENJI

河原田ライブカメラ

BBっといー東北