羽アリが出てきたり、雨漏りしたり、、、やはり築80年近くにもなるとあちこちガタが来ているのですね。使いやすいように少しずつ直していましたが、屋台骨まで点検したのは初めてでしょう。まさか土台が使い物にならなくなっているとは思いませんでしたね。
筋交いを入れて耐震補強もしていただきました。慢心の力で叩いてキッチリはめ込んでいました。
建築に関して皆目判らないのでfumihideが要所要所を撮りました。わたしが失敬して文を書いています(笑)。
当分この状態、、、客人にご迷惑の掛けっぱなし、仮店舗でも借りて開けばよかったかなぁと思っています。
でも、工事の進捗状況を見にに来る輩(?)も結構居るしなぁ。
ま、気長にやっていきましょうか。
seiko
蔵の2階を整理するために帰ってきました。
住んでいる者でさえ2階に足を踏み入れるのは人生で一度あるかないかの伏魔殿。もちろん僕は初めて。覗いただけで滅入るほどホコリまみれです。一日で片付くだろうと高をくくっていましたが、なんのなんの。1割も片づかないうえ、3階もあることが判明。お宝が多少眠っているだろうとの期待は見事に裏切られ、でてくるのは大叔母のランドセルやら、祝儀袋やら、鼻緒の切れた下駄、剣道着、精米機の部品…。マドレーヌの銀紙をきれいにのばしていたのもありました。キヨエおっぴい(1900-1993)が生存中、菓子箱の紐や引出物のビニール風呂敷を大切にしまっていたのを思い出しました。当時「捨てるには申し訳ない」と思った逸品なのでしょう。そのひとつひとつが先祖の性格を物語っているように思いました。
箱に重ねられた陶器は、68年前の新聞で包まれていました。いやあ、使わなすぎです。というか出すのが億劫でそのまま放置したんでしょうな。
次から次へと変なものが出てきて、実家なのに迷宮に迷い込んだ気分を味わっています。
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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