芸術の秋part2:ヴァンガード
決して芸術肌の家系でないのに、それぞれが芸術を日常として受け入れられるのは、南町にあるジャズ喫茶、ヴァンガードのおかげだと思う。マスターとフミヒデは、マンボ通りにあった小料理屋「あおい」で知り合ったそうだ。以来「三流でもいいが、心は一流」を合言葉に三流会なるチームを結成して夜な夜な南町界隈を飲み歩いていたらしい。当時のフミヒデはスポーツ一辺倒、対してマスターはジャズやワインの知識は町一番。興味の対象がちぐはぐな二人がどうして意気投合したのか不明のまま35年が経つ。
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