森と海を守る食、破壊する食
来週の土曜日、興味深いシンポジウムが開催されます。
6月4日(土)14:00〜17:00
ホテル気仙沼プラザ
「森と海をつなぐ21世紀の食と文明」シンポジウム
入場無料
問合せ先 国際日本文化研究センター 安田研究室
TEL:075-335-2150
問題提起 畠山重篤(京都大学フィールド科学教育センター教授)
基調報告 安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)
「森と海を守る食、破壊する食」
その後パネルディスカッションが開かれます。基調報告だけでも一見の価値ありです。ぜひぜひ。
以前『森を守る文明・支配する文明』(安田喜憲著・PHP新書・1997年)を読んで、へぇ〜なるほどと思ったことがありました。かいつまんで言うと、古代から現代までの気候変動をもとに、自然環境と文明の関係を解き明かし、世界の文明を「畑作牧畜型」と「稲作漁撈型」に分類しています。畑作牧畜型は森を破壊しながら文明をつくり、稲作漁撈型は森と共存しながら文明をつくった、という内容です。聞きに行かれるのなら、事前に読んで行くとより一層興味が深まると思います。あと『地球文明の寿命〜人類はいつまで「発展」を享受できるか〜』(松井孝典・安田喜憲共著・PHP・2001年)もおすすめです。
環境goo
WEB講義「環境考古学」(安田喜憲)
「地球史のオーダーで環境問題を読み解く」(松井孝典)
KENJI
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