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2006-06-23

パンシロンより大島航路

Blacktailgull 日曜日、9年ぶりに大島航路に乗る。二日酔い冷ましにいいかなと思って。潮風が効くなんて聞いたことないし、むしろ船揺れがさらに悪化させるかもしれないけれど、エースポートへ行ったら出航直前だったので飛び乗った。

 観光客とおぼしき人たちは、デッキからえびせんを投げている。だんだん要領を得て、えびせんをつまんで高くあげ、ウミネコのくちばしが指先に触れるのを待っている。タイミングが合うと、サクッと音がする。切れのいい音だ。スナック菓子のCM効果音よりもいい。人間の歯じゃあんな爽快な音出ないかも。

 それから、かえって2年目の亜成鳥たちは、必死に追いかけるも指先にたどりつけない。狙ってもベテラン成鳥に先を越されてしまう。そのうち吉本新喜劇のズッコケみたいにバランスを崩して下がっていった。ウミネコは3年で成鳥となり、平均寿命は12年らしい。亜成鳥は茶色みがかって、キィーッとしか啼けない。君達ももう少しの辛抱だ、がんばれ。

 なんて戯れていたら、二日酔いがおさまった。

KENJI

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コメント

このうみねこの写真、とても迫力があります!
二日酔いなのにこの写真を撮るなんて!すごい!!
昔、松島で乗った舟でかっぱえびせんあげました!
そのときの感覚を思い出させてくれる今日のお話ですね。

>tamamarikoさん
100枚近く撮ったうちの一枚です。そういえば頭痛だったの忘れて夢中になっていました。二日酔いって気分の問題なんですかね?アセトアルデヒドが潮風で分解されたとか。そんなわけないですが 笑

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