鎮魂の朝
笹に小雪が積もる様子に、趣より淋しさを感じる今朝でした。
13年前の神戸の震災が放映されているのを観ながら、、、あぁ、、、もうそんな時間が流れたんだなぁとしみじみと思いながら、あの日のことを思い出しました。当時下町に住んでいた彼らが、とある場所を通ると誰かがいるような気配を感じたり、足払いを掛けられたように転んだりするという。そんな彼らのためご祈祷に行った日でした。
お上人さんによれば、関東大震災や空襲で行方不明のまま浮かばれない魂を拾うのではないか、その人たちは感受性が強いかもしれないとおっしゃるのです。
ご祈祷が終わって、そういうことも有りなのかぁ~、鎮魂って大切なことなんだなぁと思いながら帰路につきました。今まで深く考えもしなかった鎮魂の意味を考えながら、テレビをつけると神戸がさらに火の海になっていた驚きは今も鮮明に覚えています。
近所のお菓子屋さんのおばあさんが急に亡くなったり、友人知人の親御さんが亡くなったりと落ち着かない日々ですが、、、風邪ひかずに元気です。
seiko
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