精度向上に期待する
出船見送りがてら先日の船を取材するつもりが、既に入れ替わって違う船が係留されていた。
近づいてみると「広田湾沖GPS波浪計」を搭載していた。先週三陸新報に載った津波観測のGPSであろう。広田湾沖、すなわち唐桑の小原木沖あたりに設置され、今後高精度の津波観測が期待できるとのこと。調べてみれば東大地震研究所、高知高専、東北大大学院工学研究科、日立造船などが共同で開発し、高知県室戸沖で4年前から実験が進められていた。全長17メートル、直径4.5メートル、重さ38トンあるブイ型で、鎖で海底に固定する。海面の変動を1~2センチの精度で計測し、データを無線で地上に送信。津波や台風による波浪が、陸上よりも約10分早く観測でき、情報はインターネット上で見られるようになる。
船籍を確認したところ高知県室戸市から回航しており、機械は日立造船の工場から運ばれてきたのであろう。
三陸沖地震に備え、津波情報の精度向上に期待したい。
fumihide
たまにはFUMIHIDE兄さんも書くんだァー(笑)
投稿情報: 着物作家 | 2008-03-13 23:16
>着物作家さま
ほんだ! 無い頭ひねったんだ(笑)
投稿情報: fumihide | 2008-03-14 16:34