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2011-07-17

おじいさんの古時計が戻ってきた

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初代サヘエおじいさんが結婚記念に購入したといわれる掛け時計、明治33年頃のものです。大正4年と昭和4年の大火で残ったのは位牌とこの時計だけでした。昭和の大火では当時10歳だったサキチ少年が背負って難を逃れ、時を刻んできました。

2004/08/30 河北新報:「昭和の大火」も難逃れ 気仙沼に「おじいさんの古時計

震災前、店舗の柱に掛けてあったのが、津波でフックが外れて、引き波でゆらゆらと着地したのでしょう。

第一波の後、階下をのぞいたら、漂着物の上にちょこんと乗っかっていた、、、そんな感じで、無傷に近い形で見つかったのです。

時計をそっと持ち上げて、2階の幾らかでも高いところへ運んで、私たちは別の場所へ避難しました。

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本体部分は水に浸かっていなかったようなので、ダメもとでメーカーに修理をお願いしたら直せそうだと回答がありました。それに「震災の修理依頼で100年以上のは珍しい。こんなに使っていただいてありがたい」とおっしゃっていました。その時計が2ヶ月の修理期間を終えて、届きました!頑丈な梱包を開けたら懐かしい顔がひょっこりあらわれました。

文字盤がシミだらけで、、、津波かぶったんですから仕方ありませんね。

部品がないということで8日巻きが15日巻きにパワーアップしました。

ちっちゃな店舗になって窮屈かもしれませんが、どんな時を刻むのか楽しみです。

 

seiko

コメント

それはそれは、、、何よりですゥ\(^o^)/
とても嬉しい話なので、、、私も書いていいかなぁ(^。^)y-.。o○

>着物作家さん

ぜひぜひ!

おめでとうございます。
良かったですね。

秋彦

>秋彦さま
チクタクチクタク、、、ボ~ンボ~ン!
以前と微妙に音が違うと、、、イノシシ団長。(笑)

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河原田ライブカメラ

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