月曜からワシントンへ。最高気温23度。少し蒸しますが日本より過ごしやすいです。先週までは30度を超す猛暑だったようで、東海岸もかなり暑かったみたい。そして今週は1ドル84円台だとか。実質レートは87円でしょうが、こんな円高時に来たのは初めてです。「こりゃ何もしなくても80円までいく」と政府金融機関OB。日本国内ではカネがだぶついているのだそうです。どこにどう余っているのか見てみたい、というか僕にも使わせてくれーと思うんですがね。ウォールストリートジャーナルは1ドル67円でも日本の製造業は利益を出せると書いてました。ほんまかいな。
それはそれとして、アメリカ議会図書館に来ています。所蔵数で1億冊以上という世界一の図書館。日本の国会図書館はこの議会図書館をモデルに作られたそうですが、厳かな日本とは違ってビジター向けのツアーガイドもかなり充実していて、かなりフレンドリーな対応です。僕はリサーチャー登録をして閲覧室へ。
おぉ〜!ハリーポッターになった気分〜、って思う自分の想像力のなさに笑ってしまいます。司書を囲んだ形で机が並んで、知の核心にいるような気分になります。格好だけですが。
ついでにアジアン・リーディングルームに行ってみました。さて「気仙沼」で何冊ヒットするか。
60冊ありました。
『小野寺やいの聞き語り:松崎五駄鱈お家物語』
『北かつ史:40年の航跡』
『気仙沼方言アラカルト』
などなど。意外とあるものですね〜。1980〜90年代に所蔵されたものが多いようです。でも気仙沼図書館の郷土資料室に比べたらまだまだだけれど、郷土史本が世界中の国立図書館にあったら、国際交流につながるだろうなあ。引用機会が増えるだろうから。
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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