煙が目にしみる:目黒のさんま
またまた前職の親方から携帯へ電話あり。
「タケヤマさん?今晩の会合で加藤タキさんをエスコートして欲しいんだけど。」
「え?私がですか?」
「タケヤマさんはお母さんの加藤シヅエさんとも会っているし、家にも行ってるから縁があると思ってね…。それでは5時に。」
断っておくが僕はホストではない。ただの30代デブ男だ。で、この役を引き受けたのには、彼女にひとつ聞きたいことがあったからだ。
それは、加藤さんの家は目黒のさんま祭りをやっていた公園の近くにあるのを知っていたので、さんま祭りについて聞きたかったのだ。合間を見計らって、
「以前僕…あ、今もなんですけど、目黒でさんま焼いているんです。気仙沼出身なもんで、近くの公園でさんまを焼いて…においや煙がご迷惑ではなかったですか?」
「あらま。アタシ並んだけど、混んでて食べれなかったのよ〜。」
とのこと。どうやらさんまのにおいが家の中まで届いていたようだ。
気仙沼市図書館といい、目黒のさんまといい、話題に事欠かない場所で生まれ育ってありがたい。
KENJI
とてもやさしいお兄様です。
投稿情報: ひろこ | 2004-11-11 17:04