祈大漁
この時期180トンクラスの大型船は、春の流し網漁から秋のサンマ棒受け網漁へ移行する為に装備を入れ替える。この作業を艤装(ぎそう)と呼び、出漁準備を終えた漁船が係留されている。光に集まるサンマの習性を利用し、海面に何十キロワットもの光を照射してサンマが集まったところを一気に網ですくう。船縁の棒が集魚灯である。サーチライトは雲に反射するほど指向性の強い光を放つ。サンマ漁の後は再び艤装して、マグロはえ縄漁に移ることもあるそうだ。
それぞれ漁法や漁場が異なるので、船頭である漁労長は色々な知識と経験を蓄えなければならないのだろう。海上での仕事と生活は、陸で暮らす者には想像しがたいほどの労苦があることだろう。そう思うと安全航海で大漁を祈らずにはいられない。
fumihide
コメントありがとうございました。
今年も無事鮭鱒漁から帰りました、秋刀魚漁への転換準備作業も八戸港ですませてきましたので、
8月16日の集合まではのんびりできます。
昨日気仙沼港に行ってきました。秋刀魚漁への転換準備作業中の船が多くおり、仲間と声をかけあって秋刀魚漁の話になりましたが、昨日の釧路新聞web版に秋刀魚刺し網漁の初水揚げ、の様子が載っていましたが相場が昨年の約半値のようで、今年の秋刀魚漁はどうか?不安がよぎりました。
船を理解していただいてくれる方が一人でも多くいて
とても嬉しくおもいます。
今後もよろしくお願いします。
投稿情報: アトム | 2005-07-12 09:04
>アトムさま
漁業に対する思い、真摯な姿勢が伝わってきました。
これからも海岸を探検します。
第二源栄丸を見つけたら声を掛けさせてください。
投稿情報: fumihide | 2005-07-12 21:10