« 親の親バカ | メイン | 素食バンザイ »

2005-10-14

植物の実から学ぶ

Aki_020_3Aki_017

 秋の陽ざしを浴びた柿と、葉に擬態したようにひっそりと実っている無花果。おいしいものに目がないのは人も鳥も変わらないようで、どちらもヒヨドリたちが狙っています。さて実りの秋本番、植物からのおすそわけを近所の野鳥たちとともにいただきたいと思います。

 そういえば、わが家の無花果は約50年前、サヘイおじいさん(1893-1974)が植えたそうで、数々の逸話が残っています。40数年前、実を採ろうとして3メートル下の畑にドスンッ!と落ちた人はさあ、誰でしょう。

 50年も過ぎると実はてっぺんにしか付かなくて、なかなか手が届きません。それをいいことに野鳥の恰好の餌になって、私たちの口にはほとんど入らなくなっていました。そして5年前、もういいだろうと一気に伐採。日曜庭師fumihideの恰好の材料になってしまいました。泣くに泣けない私でしたが、植物の生命力はたくましいですね。それでも翌年新芽が出て、数は少ないけどまた実りました。人間も五十路を過ぎると養分はてっぺんにしかいかないのかしら?ショック療法で立ち直れるのかしら?なんて重ね合わせてみましたが、どうやら人間と植物は違うようですネ。

Aki_021  これは無花果の隣にある「たらの木」。黒い斑点がたらの実です。一番芽は私たちが、二番芽は野鳥たちがご馳走になりました。実りの秋まっさかりですが、たらの実を眺めていたら来春の収穫が楽しみになってきました。

 こうやって季節は巡っていくのですねェ。

seiko

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a0128759cdc29970c0120a69abea1970b

Listed below are links to weblogs that reference 植物の実から学ぶ:

コメント

酩酊状態で斉藤外科の崖から転げ落ちて肋骨を折った人を知っています。
崖から落ちるの、お家芸ですなぁ。

>KENJIさん
あー、勘違いですよ。
酩酊で転げ落ちたのは隣家W家へ行く坂からです。
斉藤外科の上の道路の電信柱にクルマでチューして停電させた(若かりし頃だって、)のとごちゃ混ぜですね。また暴露しちゃった。

早稲谷へ向かう道で、車で田んぼに落っこちたという噂も聞いた事があるのですが・・・真実はいかに?

枚挙に暇が無い数々の逸話、同じ世代になりつつある今の自分に照らし合わせてみると、全然想像できませぬ。(当時もか?)

オレって父親の鏡じゃん!なんて思ってみたりした金曜の昼下がりなのでした

>seikoさん
クルマでチューして前方不注意だったのか、
クルマがチューして電柱に激突したのか、
真実やいかに???

>degさん
横転って結婚前の話だっけ?随分前に聞かされたのを思い出しました。
血まみれで彼女の家に迎えにいくとは…相当なツワモノですな。僕なら引き返します。そう考えると、よくまあ、あの鬼瓦権三が結婚を許したものだなあと感心してしまいます。ほでなすと思われだんでねえべが。まあ、見た目は鬼瓦だけど心根は仏様ですけどね。

>degさん、kenjiさん
はっ、はっ、は、可笑しくって、涙がとまらないよー。
横転もあった、あった。雪道でのはなしはS51年2月頃の出・来・事。
これでオヤジの貫禄丸つぶれだっちゃ。

58歳目前のオレをはだかにしないでくれー。

あの~「転落事件」系について、ほとんど聞いた事がないんですけど…

娘には息子以上に「親父の貫禄」を保ちたい心理??笑

私のインターネットが手違いで開かなくなったので、ほかの所から入ってきました。

seikoさんイノハナありがとうございます。早速干しています。(でも明日から雨だって・・)
お礼に来週になったら、イタリア産のカラスミを送ります。少しですが・・・

fumihide兄さん、親の権威台無し♪♪♪

この場を借りて、曽根さんメールありがとう!
折居君の同級生の私です。

>yokoさん、皆さん
どうか、オットットを見捨てないでください。

>のり子さま
いつもありがとうございます。からすみなどという高価な食べ物は久しく口にしていませんです。はい。
ネットで言うと、、、大変!

ネットで友人が繋がっちゃったね。縁って不思議ですね。

昨日、新刊の書評依頼がありその取材にと一関「ベーシー」まで行ってきました。取材と言っても、コーヒーを飲みながら、エバンスのピアノを聴いてきただけです。夜は夜で、又飲み会。それで今朝開いたら、家族バトルのコメントが。涙が出ますね。「この家族愛には到底はいられない」。「良い家族ですねー」

>秋彦さま
けなげな家族ですので、、、これからもよろしゅうおたのもうします。
いつでもオープン教室ですから。

折居のいとこの三明です。
不思議な縁ですね。
不思議な縁といえば、私が気仙沼中学校2年生のときの担任の先生夫婦(中村宗哲先生、奥様も気仙沼小学校の先生だった。)が、仙台の自宅の隣に住んでいます。
広い仙台で、たまたま購入した土地ですが、家を建てる時にお隣に挨拶に行ったとき、家内(家内も気仙沼出身)もどこかで見たことがある奥様(志賀先生のお宅で生け花を共に習っていた。)だというので気にしていたのですが、後で直接、宗哲先生にお会いしてその偶然に驚いたものです。
お蔭様で、子供を見てもらったり、「お茶をしたり」と我家も大変助かっております。知り合いがお隣というのは心強いものですね。

>三明さま
どうもありがとうございます。
お隣さんが恩師っていうのも面白い?縁ですね。
遠くの親戚にも遊びにきてください。

この記事へのコメントは終了しました。

河原田ライブカメラ

BBっといー東北