ネーミングの魔力
一関、世嬉の一酒造博物館で「欲たかり」なる道具に出くわす。「欲に集(たか)る」が名詞化したもので、欲深い人の呼称であるのは全国共通のようだ。でも、なんで道具に「欲たかり」なんだろう。
受付のおじいさんに聞いたら、米や麹をかき集める棒だそうな。「欲深く、一粒残さず米や麹を集める意味を込めて名づけられたようです」とのこと。ふ~む。
写真を見ているうち、形状がカジノのディーラーが使う棒に似ていると思い、調べたら「火かき棒」と言うらしい。どうやら英語のrakeを直訳したようで、辞書には熊手、火かき棒、掛け金を集める棒と書いてある。発音は「レイク」だそうな。
ん?
KENJI
この道具の大きめなものを俺が野球部の時は「レーキ」と呼ばれていたきがする、「レイク」が変化したのだろうか?別名「トンボ」とも呼ばれていたなぁ~
「トンボ」といえば、気仙沼では「ビンチョウ鮪」の別名でもある。なんだか文章が、KENJIのようになってしまった。
投稿情報: 高橋酒造 | 2006-08-26 18:18
>高橋酒造さん
そうそう、校庭やグラウンドにそういうのありましたな~。レイク、レーク、レーキ、レイキ、みなrakeでしょう。レークだと「湖」と間違えそうだからレーキと呼ぶようになったのでは。それからトンボマグロ。ヒレが長くて飛ぶように見えるからトンボとも付けられたのでしょうか。興味津々です。
投稿情報: KENJI | 2006-08-26 19:54