新婦父
従姉妹の結婚式に出席した。新婦父は母の8歳下の弟で、僕が生まれた時は高校生。叔父と呼べる年ではなかったので、あんちゃんと呼んでいた。人柄を端的にいえば硬派(でありたい男)。カッコをつけたのは、硬派であるかどうかは他人が判断するもので、確かに硬派ではあるが、それ以上の硬派さを求めているのではないかと思うからだ。筋を通そうとし、おべっかを使わない。変化球を嫌い、直球勝負を好む。僕が小学生の頃、あんちゃんが愛読する硬派マンガを読めもしないのに借りた。男はヘラヘラするものではないと説教を受けたこともある。好きな言葉はたぶん仁義と男気。そのあんちゃんが新婦父としてどんな振る舞い方をするのか、僕はウォッチすることにした。
新婦と腕を組んで入場。すでに目が腫れていた。あんちゃん、もうですか!
各テーブルへお酌まわりをしていた時、誰かが「嫁さけだ(嫁へくれた)」と言ったら「けだんでねぇ。独立させたんだ」と強弁した。おぉ、新婦父の複雑な心境!
帰りのマイクロバスで村田英雄『王将』を熱唱。「東京で暮らすおめだづ、よく聞げ!」と3番に力を込めた。その勢いで喜納昌吉『花』を歌ったら村田英雄調だった。
KENJI
小春日和の佳き日、新しいカップルの誕生に立会い感激し、涙腺緩みっぱなし、(鬼の目になみだ?)言葉がありませんでした。
名付けて「しゅんち夫妻」だと言うyokoさん。
うん、うん、なかなかいい感じ。
ちぁっぴーちゃん!
仕事と家庭の両立、仲良くがんばってネ。
投稿情報: seiko | 2007-11-19 14:11
>seikoさん
新婦の同級生以上にseikoさんが泣いていたと思います。翌日、出席できなかった爺婆に写真を見せたら、あの鬼瓦爺さんが1枚目から目に涙を浮かべていました。血筋ですね。
投稿情報: KENJI | 2007-11-19 16:19
先日はありがとうございました。
武山家三兄妹の審査を受けたのは序の口で、齋藤家の皆さんは、気仙沼人洗礼を受けたのではないでしょうか!
多くの人に囲まれて育って、今の自分達がいるのだと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
投稿情報: ちあき | 2007-11-19 23:35
>ちあきさん
そいえばそうでしたね。パークハイアットの41Fでたまたま3人揃って面接したのが3年前。線が細そうに見えたけど話してみたらなんのなんの。きっとゴールインすると確信しました。
投稿情報: KENJI | 2007-11-20 00:30