« 東京上空14:30 | メイン | シウリ貝のさっと煮 »

2007-12-05

トランヴェール12月号

Trainvert200712

 東北新幹線の車内誌に気仙沼の正月行事が載っていた。面白い。監修は気仙沼在住の民俗学者、川島秀一さん。今年の夏、川島さんが書いた『カツオ漁』と『漁撈伝承』を読み、以来すっかりはまってしまった。なぜ安波山はあんばはんと呼ばれ、5月5日に登るのか。漁師はどのようにして大漁を祈願するのか。これらを書き始めたらきりがないので、後でまとめようと思う。とにかく、漁にまつわる風習風俗が体系的に書かれてあって、日常にあった行事が実は漁と深く関わり、それぞれに意味のあることだと知った。正月行事もそう。なんかですよ、精神的にも豊かな地域なんじゃないかと、ほめそやかすのは恥ずかしいけれど、離れて暮らしてさらにそう思うわけです。東北新幹線に乗ったら、ぜひ読んでみてください。

KENJI

 

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a0128759cdc29970c0128759ce43c970c

Listed below are links to weblogs that reference トランヴェール12月号:

コメント

当分乗らない^^

なぜ?????

えー、絶対それ読みたいですっ(><)。

川島さんの本もめっちゃ興味ありますっ。
必ず読んでみたいと思います。

>着物作家さん
(1)泥酔のあまり乗車拒否されたから
(2)ヘリコプターを購入したから
(3)歩いて行くから
どれ????

>やまださん
こんど帰省するときにはぜひぜひ。川島さんの著書は民俗学で高い評価を得ているようです。気仙沼の風習を知るうえでもとても勉強になりました。

川島さんは、平成の「柳田國男」です。
凄いことだと思っています。

>秋彦さん
たしかに。荒木元図書館長しかり、川島さんしかり、第一級の研究者が身近にいるなんてなかなかないです。

話には聞いてはいましたけど、トランベール、私も見てみたいですね~。川島さんの本は面白いですよね。川島さんは、中世史研究家だった故網野善彦さんとも仕事をされたこともあるそうで、その経験からこの地方や全国の漁村を訪ね歩いて史料調査や聞き取り調査を長年行ってきた方のようです。私もまだ「漁撈伝承」しか読んでないのですが、実家の父親が巻き網漁船に乗り、漁労長(この辺では大謀と呼びます)をしたこともあるので、オフナダマ様やモウレン船の話などがあり、どんな理由があっても、母親が絶対船に乗せてもらえなかったことや、私が生まれるときは、父は家に帰らずに船で夜を明かしたことなど、その理由がわかって面白かったです。

(1)泥酔のあまり乗車拒否されたから

正解\(^o^)/?????

>リアスの汽笛さん
お、そこにも川島ファンがいた!網野さんと川島さんのことは何かで読んだ記憶があるのですが、うろ覚えでした。全国の漁村で聞き取り調査するなんて、並大抵のパワーじゃできないでしょう。すごいですよね。それと聞き取り調査はライブ感が伝わってきて読んでて興奮しました。興奮冷ますために、なんでか部屋の中ぐるぐる歩きまわっていました。

>着物作家さん
ホントですか?!なんてね!
当分乗らないなんておっしゃらず、どうぞ気仙沼さ
(1)やばいん
(2)だいんや
(3)来てけさいん
(4)いんぴんかだり
さあ、どれ?

どれと言われてもねーーー(;一_一)


3\(^o^)/

この記事へのコメントは終了しました。

河原田ライブカメラ

BBっといー東北