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おすそ分けはいつも突然です。嬉しいのは夕飯を考えあぐねいている時にやって来ると、、、それで一品が決まり!あとはちょこちょこと余りものを合わせて晩酌の肴が決まり~!と、まったくいい加減な献立というか、あるもので済ませられるというか、それはそれは感激なのです。
けれど、別の人から同じものをいただく時もあります。ま、そんな時はまた別の人へ分けたり、違う調理法を考えて頭の体操をしたりと、嬉しいのには変わりないんですけどね。
今冬のおすそ分けは大根と白菜がどっさり。越冬できるよう新聞紙に包んで、いつもより大分蓄えました。でもやっぱり新鮮なうちに使おうと思っていたら、茹でシウリ貝が届いたので千切りにした大根を薄味で煮て、さっと煮にしました。
シウリ貝の塩味と大根の甘みが絡みあって、歯ごたえもたまりません。
これだとやっぱり熱燗かな?
seiko
東北新幹線の車内誌に気仙沼の正月行事が載っていた。面白い。監修は気仙沼在住の民俗学者、川島秀一さん。今年の夏、川島さんが書いた『カツオ漁』と『漁撈伝承』を読み、以来すっかりはまってしまった。なぜ安波山はあんばはんと呼ばれ、5月5日に登るのか。漁師はどのようにして大漁を祈願するのか。これらを書き始めたらきりがないので、後でまとめようと思う。とにかく、漁にまつわる風習風俗が体系的に書かれてあって、日常にあった行事が実は漁と深く関わり、それぞれに意味のあることだと知った。正月行事もそう。なんかですよ、精神的にも豊かな地域なんじゃないかと、ほめそやかすのは恥ずかしいけれど、離れて暮らしてさらにそう思うわけです。東北新幹線に乗ったら、ぜひ読んでみてください。
KENJI
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