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「気仙沼あだり」というつながりだけで盛り上がるのかとても不安だった昨晩のあがらいでバー。ふたを開けてみればそんな心配は要らなかった。初対面で世代もバラバラなのに、あちこちで話が尽きないし止まらない。結局、2時間の予定が4時間になってしまった。始まったのが6時。8時を過ぎてそろそろ締めなきゃと思った頃、みんなエンジンがかかりだして、かくいう僕も話し込んでいたらあっという間に9時半を回っていた。
中でも印象的だったのは、ゲストの重之さんが「気仙沼が好きだ」みたいな話に共感していたこと。真剣に聞く人いれば、うなずく人あり、あー、みんな同じように思っていると感じた瞬間だった。ふるさとの良さは、離れて暮らすほど染みいるのかもしれない。
いやぁ、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。懲りずにまたやりますので、またどうぞ!今回これなかった方も次回はぜひぜひ。
KENJI
出船見送りがてら先日の船を取材するつもりが、既に入れ替わって違う船が係留されていた。
近づいてみると「広田湾沖GPS波浪計」を搭載していた。先週三陸新報に載った津波観測のGPSであろう。広田湾沖、すなわち唐桑の小原木沖あたりに設置され、今後高精度の津波観測が期待できるとのこと。調べてみれば東大地震研究所、高知高専、東北大大学院工学研究科、日立造船などが共同で開発し、高知県室戸沖で4年前から実験が進められていた。全長17メートル、直径4.5メートル、重さ38トンあるブイ型で、鎖で海底に固定する。海面の変動を1~2センチの精度で計測し、データを無線で地上に送信。津波や台風による波浪が、陸上よりも約10分早く観測でき、情報はインターネット上で見られるようになる。
船籍を確認したところ高知県室戸市から回航しており、機械は日立造船の工場から運ばれてきたのであろう。
三陸沖地震に備え、津波情報の精度向上に期待したい。
fumihide
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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