奥原しんこ「眠る人」展へ行く
奥原画伯、ツボおさえてますな。案内状に「気仙沼の絵もあるよ」ときました。行かないわけがありません。今回の展覧会、号数の大きな絵ばかりと聞いていたので、予算を決めて意を決して向かったら残念!展示1時間後には売れてしまっていました。むぅーーー。美術品と本は一期一会、出会ったら即手に入れないと二度と巡り会えない、それで何度後悔したことか。早めに行ったつもりだったのに、もっとすばしっこい人がいて、というか初日なのにすでに半分以上が御売約済の赤シール。人気に拍車がかかっているようです。
気仙沼の絵のタイトルは忘れましたが「紫公園で眠る女」。紫さんの坂を下ると見える公園の風景。気仙沼小・中学校の紫さん通学の人なら誰でも一つや二つ思い出のある場所でしょう。「これ、もう回らなくなった遊具。これは気女。」うはは、分かる分かる。幼少の憧憬が奥原の手にかかかるとキュートでエロティック、それでいてなんか懐かしい、そんな気分になりました。
気仙沼の絵はまだ展示されているので、ぜひどうぞ。他の作品も今までにない特大の絵ばかりで見ごたえあり。以前銭湯だった建物をギャラリーにしているユニークなギャラリーです。
4/11(金)~5/17(土) 12:00~19:00(日・月・祝休)
(東京都台東区谷中 6-1-23 柏湯跡 TEL03-3821-1144)
KENJI
コメント