津波到来時の状況
妹から津波到来時の状況を聞くことができた。
- 第一波、武山一家は店舗から50メートル西北にある、高幸の正樹さん宅屋上で難を逃れた。
- 第二波到達前、水が引いたタイミングで信金本店ビルに人が集まりだした。
- 武山一家も信金本店ビル4Fに避難。一夜を過ごした。
- 3月12日(土)午後、自衛隊に救助された。
- その後、市役所に避難した。
- 残ったのは位牌と遺影、初代が購入した掛け時計。これらは安全な場所に移動させた。
祖母の長靴は正樹さん宅の子ども用を拝借した。父は仙台銀行前で最後まで誘導していたので、近くの避難所では「武山さんが見えない」と話題になった。50mしか避難できなかったということは、父の指示なのか、それしか行けないほど切迫していたのか分からない。
かろうじて動くスクーターで、妹が避難所を巡って叔母の安否を探っている、とのこと。
KENJI
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