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2006-10-10

国宝犬山城

Inuyama_castle

 ワンコインツアーは後述するとして、本日愛知県犬山市へ出張。ついでに犬山城へ登城。なんて書くと何だか殿様に呼ばれたみたいでかっこいいなあ。まあ、ただの観光なんですけど。初めて天守閣へのぼる。

 城の概要は公式ページでご覧を。僕が気になったのは急な階段であること、おととしまで個人所有であったことの二つ。固定資産欄に「所有物:城郭(国宝犬山城)」とでも書かれていたのであろうか。2年前に財団法人化したそうな。

 急な階段は手すりがないとのぼれない。這ってのぼる感じだ。店米山武の階段も急だけどここまででない。そりゃ当時にバリアフリーなんて発想はなかっただろうし、平均寿命は50歳以下だから、こういう階段でも問題なかったのだろう。

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 それにしても最上階の望楼から見る景色は絶景だった。殿様はここでお膳を広げて一杯くいっとやっていたのだろうか。単眼鏡で城下を眺めていたのだろうか。どんな使い方をしていたのだろう。

KENJI

2006-10-09

ワンコインツアー

 友人と走行距離350kmの日帰り旅行を敢行した。北上山地の峠3つ越え、岩手岩泉方面へ行き、北上盆地を南下して一関へ。タイトルがなぜワンコインかというと、終わって財布を見たら500円玉が3つあったからで、特段の意味はないけどそう名付けた。
(1)秘境駅・岩泉線押角駅をめざす
(2)自称・旅行好き、別名鉄子
(3)鉄子、拾われる
(4)内田さん、待ってます
(5)釜津田秋まつりで棒角力大会に挑戦?!
(6)AKIさん母の店、喫茶ぶるっくへ行く
 これでも書ききれない。
 写真を整理して、後日アップします。

KENJI

2006-10-08

目的を運ぶ

Karakuwa_koro

 来年3月廃止予定の唐桑航路に乗った。内湾から鶴が浦と大島の間、通称大島瀬戸を抜け、養殖いかだの合間をぬって、小さな港を経由する35分の航路。乗客は僕を含めて往路二人、復路一人。小鯖(こさば)港まで530円。これじゃ燃料代にもならない。最後尾のデッキから遠ざかる安波山を見て、昔は高校生やおんちゃんおばちゃんが乗っていたんだろうな~と想像した。そう思ったら何だか背中にざわめきを感じたが、振り向いても誰もいなくて涙が出た。

 でもなに、この涙。ほとんど乗っていないので「ありがとう」でもなく、残念でもなく、従業員がかわいそうという気持ちでもない。それとも昨日の結婚式の余韻か。精神が不安定になってんのかな。なんてふけっているうちに、乗り物は人を運ぶだけでなく、目的も運んでいることに気づいた。この船で買い物へ出かけたおばちゃんはいい買い物ができただろうか。高校生は卒業したんだろうか。そりゃいい買い物も卒業もできただろうけどね。そういう人の様々な目的を乗せていたものがなくなる寂しさが涙になったのだと思う。

KENJI

2006-09-14

ミッドナイト・マンハッタン

Mobar

 ニューヨーク経由でプエルトリコへ出張するブルムン店長と合流した。幼なじみの同級生とマンハッタンで快飲できるなんて嬉しくて、到着したてなのにあちこち振り回してしまった。もっとも夕方着いたので名所めぐりでなく、はしご酒ツアーを敢行した。

 というわけで、マンダリンオリエンタルホテルのバーで一杯ひっかけた後、みそラーメンをすする。日本人クラブでブルムン店長と「おいらの船は300とん」を放歌し、韓国料理店でソーロンタンを平らげてお開き。時計は4時をまわっていた。

 時差ボケできつかっただろうに、ニューヨークくんだりまで来て日本と変わらない行動に付き合わせてしまう。ところでブルムン店長は女性である。なのに女性にもてる。女性相手の商売をしているからなのか、もともとの素質なのか、開けっぴろげな性格が人を惹きつけるようだ。ホステスから「姐さん」と呼ばれ、一緒に行った仕事仲間のジェフまで姐さんと呼んでいた。

 ブルムン店長、恐るべし。

 気仙沼だろうがニューヨークだろうが、人を惹きつける磁力は万国共通のようだ。

KENJI

2006-09-11

猛禽類を追う

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  ニューヨークから西へ約250キロ、ホーク・マウンテン・サンクチュアリへ。この保護区はウィリーさんの窯からほど近く、秋になると南下する白頭鷲イヌワシなど数十種類の猛禽類が観察できるスポットだ。三脚を新調し、seikoさんから望遠レンズを、ウィリーさんから双眼鏡を拝借した。飯を炊き、梅干おにぎりと水筒を持って食料も機材も準備万端。山道を30分歩いてビューポイントに着いた。

 ビューポイントでは観察員が「シャープシャインホーク、ワーン、トゥー」と数えている。それに合わせてウォッチャーも双眼鏡を向ける。とても心強い。僕もその声に合わせて右に左にレンズを向けていた。観察員に聞いたら、高気圧の日に多く観察できるという。今日は見晴らしもよく、風もある。「君はラッキーだ」との言葉に胸が踊る。

 案の定、様々な猛禽類が飛んでいた。双眼鏡だと見えるが、300ミリの望遠でも豆粒にしか写らない。目前を飛んでくれたらいいのにと思うがそうもいかない。しかも逆光で影絵みたくなってしまう。ムダ打ちをやめ、近くのだけ撮ることにして、おにぎりをほお張っていたら背後から飛んできた。観察員も不意打ちを食らったようだ。頭上を越えたとき、不覚にも左手におにぎり、右手に水筒を持っていた。白頭鷲だとの説明にウォッチャーから「フゥー」と歓声が沸いていた。白頭鷲はアメリカの国鳥で1ドル札にも描かれ、年に200頭観察できるかどうかの絶滅危惧種だ。決定的瞬間を逃してしまう。

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 これはアシボソハイタカ(Sharp-shined Hawk)。

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 これは確かミサゴ(Osprey)だったか、クーパーハイタカ(Cooper's Hawk)。

 翼の形状や脚の色、飛び方などいろいろあって面白い。

KENJI

河原田ライブカメラ

BBっといー東北