古典落語にちなんではじまった「目黒のさんま祭」も今年で11回。手探りではじまって、6回目から区民まつりの中に組み入れていただき、毎年多くの方々にお越しいただいて大盛況です。
第30回目黒SUNまつり(目黒区役所HP)
おー、さんま祭の紙面のスペースはかなりありますねぇ。
田道広場公園で10:10~さんま終了まで。
気仙沼港直送のさんまを炭火で焼いて、大根おろしとカボスを添えて。会場入口で整理券を渡しています。今年は角田市のJAからおにぎりの整理券も一緒に渡されるようです。焼けるまで焼き手の方との会話を楽しむもよし、煙のご馳走をあじわうもよし。なーんて言って、わたしは目黒では焼いたことがありません。
もうひとつの味「すり身汁」担当なので、そっちでてんてこ舞いです。一杯100円で整理券が必要ですので気をつけてくださいね。
9月17日(日) 田道広場公園で待ってま~す♪
seiko yoko
先週「日本の絹展」をのぞきに行ったら、実演コーナーでかいこが糸を吐いていた。ちょうど着物作家さんから「絹は織り方によって伸縮する」と聞いた直後だったので、余計に興味がわく。
絹糸腺にためこんだタンパク質を糸状にして吐き出すそうで、ムニャムニャと口から出しては形を整えている。3日間吐き出し続けて、1~2kmの長さになるという。それでも1反の織物を作るには2700頭の蚕と約100kgの桑が必要だそうだ。そりゃシルクは高級品になるわけだわさ。
上の写真右下にいる幼虫は、激しく移動していた。養蚕のおばちゃんは「この子、気に入った場所を探してうろうろしてんのよ~」と言っていた。
こっちの真ん中にいる幼虫は、うっすらと出来上がった繭から飛び出してきていた。「この子は繭の形が気に入らなくて出てきちゃって癇癪起こしてるのよ」だって。一度吐き出したら元に戻せないらしく、「く」や「し」の形になって悶えていた。
KENJI
一関、世嬉の一酒造博物館で「欲たかり」なる道具に出くわす。「欲に集(たか)る」が名詞化したもので、欲深い人の呼称であるのは全国共通のようだ。でも、なんで道具に「欲たかり」なんだろう。
受付のおじいさんに聞いたら、米や麹をかき集める棒だそうな。「欲深く、一粒残さず米や麹を集める意味を込めて名づけられたようです」とのこと。ふ~む。
写真を見ているうち、形状がカジノのディーラーが使う棒に似ていると思い、調べたら「火かき棒」と言うらしい。どうやら英語のrakeを直訳したようで、辞書には熊手、火かき棒、掛け金を集める棒と書いてある。発音は「レイク」だそうな。
ん?
KENJI
地元出身の小野寺洋介山(オサムジム)を応援しに後楽園ホールへ行った。ビータイト2006ライト級トーナメント準々決勝。 A級ライセンスを持つボクサー達が、C級とほぼ同じルールで戦う。1R3分、4R、3KO。そんな趣向だけに、初っ端からスタミナ全開の試合展開だ。
なんて、うんちくを並べられるほどの知識もなく、実は亀田の試合も見ていない。もちろんライブは初めて。覚えているのは東京ドームのマイクタイソン戦。というのも、同級生のC田に「マイクタイソンに似ている」と囃されて。って、まぶたが腫れてる部分だけなのだが、親近感を覚えてテレビにかじりついた。あとは小2くらいだったと思う。ボクシングアニメ「がんばれ元気」に感化され、具志堅用高の防衛戦を観た程度だから、推して知るべし。必殺技なんぞ分からない。雰囲気を楽しんできた。
まず、セコンドについたオサム会長の衣装に度肝を抜かされた。テンガロンハットに紫のジャージ、ショッキングピンクの地下足袋。さすが忍法だの山ごもりだの非近代的な練習メニューを編み出しただけはある。2ヶ月位前、亀田3兄弟が筑波山にこもり、丸太を切っているという中継を見た。確か丸太切りもオサム会長が発案したはずだが、亀田家独特のメニューとして紹介されていた。
それはともかく、初代洋介山同様、二代目も奇抜なメニューをこなしていくのだろうか。
開始前から妙にわくわくしてきた。対戦相手のセコンドがアパホテルの社長だったらもっと面白いかも、なんて。
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
|
---|
気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
最近のコメント