「まるで、ジェンガみたいだねぇ」
yokoが友人から言われたそうです。
う~~ん、そう言われればそうかもね。
横から覗いてみると、、、
上手~く組み合わさって、まさに巨大ジェンガ状態です。
なぜこういう風になっているか?
解体のための準備なんだそうです。
交差点の中で大型機械がガシャ!ガシャ!と言う訳にはいかず、手作業で解体されるとか。
お向かいのこふじやさん、小山呉服店さん、永沢さんは3月中旬には何にもなくなりました。
新潟屋さん、吾妻さんも終わり、今日はマスヤカメラさんが更地になってしまうでしょう。
6月からはイコーレ(丸光)と立体駐車場が解体されるそうです。
にぎわいのあった南町。無くなってしまうと何処がどこだかサッパリ解らなくなってしまう。
悲しいのを通り越して、笑うしかない。なんて悲しいね。
seiko
まだかまだかと心待ちにしていた図書館前の桜が見ごろになりました。
風はまだ冷たいものの、昨日の雨でスッキリ!
塵埃も取れ、、、青空も広がって最高のお花見日よりです。
ツツピーツツピーとシジュウカラ、ウグイスもホーホケキョ!ギャーーと甲高いのはヒヨドリでしょうか?
体育館からは中学生の声、小学校の校庭では中学生ソフトボール大会。宇津木妙子杯だとか。
にぎわいを感じながら散歩しました。
桜のトンネルへど~ぞ~!
先日の補強工事後の店米山武。
震災後の後片づけで、瓦礫の板に連絡先を書いて置いておいたんだっけ。誰が書いたか?忘れてしまったけど、degさんだったかな?大工さんがちゃんと設えてくれました。
seiko
店米山武の現在の様子です。
お向かいの一角は、岩手銀行さんといくつかのビルが残るだけになってしまいました。
近隣も木造家屋は基礎部分があるものの、キレイさっぱりとなって、、、荒野そのものです。
去年5月に解体申請を済ませてはいましたが、登録文化財ということで様々な方面から残す方向で話が進んでいます。両隣とも解体してしまうので、結果的には店米山武のみ。
ぽっつーん!となってしまう。
いざ解体工事になると、いろいろな技がいるみたいですね。
側壁がめりこんでいるので、おとなり解体中にドリフのコントみたいにベッシャーンいかないように、ということで補強工事が始まりました。柱を立てて、筋交いを入れて土台は?なんちゃら?かんちゃら?だそうです。
これこそまさに「荒野の用心棒」ですね!
西部劇でよく見る両開きのドアでもつけて、馬もいれば完璧かな。(笑)
seiko
うぇるかむ 遠くから来る人たち!
「気仙沼さんま寄席」が昨日開かれ、スタッフとして参加しました。
落語に端を発した「目黒のさんま祭り」も回を重ねること16回。もちろん今年も9月に開かれます。そのさんま代金をと「ほぼ日」さんが一肌ぬいでくださいました。
日帰りあり、宿泊ありとチケット付きのコースで、名前も「カレイ」「ヒラメ」「カツオ」「タラ」「サメ」とユニーク。平泉観光付きのコースや、被災地をぐる~っと回るコースもあり、全国から気仙沼へお越しになりました。
全国からいらしたみなさん、思い出に残る旅になったでしょうか。
立川志の輔師匠のこの日ならではの落語会。談修さんの「目黒のさんま」、糸井重里さんと志の輔さんのこたつ談義もあり、盛りだくさんでした。
時折みぞれが降ったり、晴れ間がさしたり、春は名のみの、、、日でしたが、声をからしながら「いっらっしゃいませ~!」のチケットもぎり。
迫真の落語に泣き笑い、打ち上げで泣き笑い、お客さんやスタッフの清々しい気持ちに囲まれて、元気をいただきました。
みなさん、また来てね〜!
seiko yoko
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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