出船見送りがてら先日の船を取材するつもりが、既に入れ替わって違う船が係留されていた。
近づいてみると「広田湾沖GPS波浪計」を搭載していた。先週三陸新報に載った津波観測のGPSであろう。広田湾沖、すなわち唐桑の小原木沖あたりに設置され、今後高精度の津波観測が期待できるとのこと。調べてみれば東大地震研究所、高知高専、東北大大学院工学研究科、日立造船などが共同で開発し、高知県室戸沖で4年前から実験が進められていた。全長17メートル、直径4.5メートル、重さ38トンあるブイ型で、鎖で海底に固定する。海面の変動を1~2センチの精度で計測し、データを無線で地上に送信。津波や台風による波浪が、陸上よりも約10分早く観測でき、情報はインターネット上で見られるようになる。
船籍を確認したところ高知県室戸市から回航しており、機械は日立造船の工場から運ばれてきたのであろう。
三陸沖地震に備え、津波情報の精度向上に期待したい。
fumihide
昼前、南駅前の旅行センターで仙台から来た人達と係員の会話
「あの、気仙沼ホルモンマップありませんか。」
「ハア?何ですかそれ。」
「気仙沼ホルモンが食べられる店はどこでしょうか。」
要領を得ない係員とのやりとりに、居合わせたオレが思わず口を挟んでしまった。
「ホルモンマップ出てるよ。まっすぐ行ったらコヤマお菓子屋さんてあっから、そこにあると思いますよ。でも、この時間やってる店あるかな。夕方始まる店多いから。」
「何か、昼だとジャンジャンというお店があると聞いてきましたが。」
「あ、そっか。知ってるから送っていく?」
「いえ、申し訳ないからいいです。どう行けばいいんでしょうか。」
「道順か。難しいからな。タクシーだとワンメーター位でいけるよ。」
「どうもありがとうございます!」と双方から。
オレでも役に立ったかな。いやぁ気仙沼ホルモン恐るべし。
fumihide
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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