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2005-05-25

もうかの星

ryouri_108  初夏になると水揚げも多くなる珍味・サメの心臓です。サメは足がはやいので、水揚げ港だからこそ味わえる旬のもの。地元の居酒屋やお寿司屋さんではおつまみの定番です。なぜか気仙沼では「星」と呼び、モウカザメの「もうかの星」とか「巨人の星」と言います。
 気が小さい人を揶揄して「サメの心臓」と言うように、いかつい顔でも心臓は握りこぶし程度です。
 竹串でつついて氷水に入れて血抜きをし、薄皮を剥いで刺身にします。意外とクセが無く、コリコリとした食感がたまりません。ほとんどの場合、酢味噌でいただきますが、薄皮を剥かないで酢じょうゆで食べる方法もあるそうです。
 似合うお酒はさっぱりめの冷酒かも。
 現物そのものを載せるにはちょっとグロテスクなので、いつか歳時記にでも入れますね。

 

seiko

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コメント

レバ刺みたいにごま油と塩で食すのはどうなんですかね。

うーん。
見た目同じでも、レバ刺しよりはくせが無いからね。
魚類と哺乳類の違いってあんがい大きいかもね。
生がだめな人は、塩コショウで味付けしてタン焼きみたいにして食べてもグー。

岩出山の義姉さんに、土産に持って行きましたが、ギョッとしたみたいで・・・
もうかの星は受け入れてもらえませんでした^^;

作って出せば良かったのですね・・・

seikoさんのお宅は毎晩晩酌ですか。お酒の肴がいっぱいありますね。うちの男でもはまったく呑まないので、少しは呑みたい私はうらやましいです(笑)。それにしてもさめの心臓、一体どういう味がするんでしょう。こりこりして美味しいんですか。最初に食べた人は勇気がありましたね。

>mayamiさま
もうかの星は何ということはない味なんですが、やはり見た目でしょうね。これぐらい好き嫌いのハッキリしている食材もないと思いますね。

>dabadabaxさま
365日のうちたぶん300日くらいは多かれ少なかれアルコールに接しているかもしれません。(とほほ、、)
子どもらが巣立って、ひとり酒も可哀相だとときどき手伝うようになりました。
素食に健啖家がたまに集うようになり賑やかにやっています。(俺らいた時からだって陰の声)

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