新宿ゴールデン街・気仙坂
先週木・金と立て続けに気仙坂へ。お通しはさんまの佃煮とすり身汁。
2年前、先輩と徘徊中に気仙沼っぽい名前に惹かれて扉を開けたところ、ママはなんとおばちゃんの幼馴染だったのだ。サキチ、エイコを知っているどころか、自宅の間取りまで知っているではないか。以来、郷愁感に打ちひしがれたときに立ち寄り、流しに港町ブルースをリクエストし自ら歌う。実家でも歌ったことないのになぜか歌ってしまう。
ゴールデン街は気仙沼でいうと、南町交番の向かいのなんとかマーケット(今は駐車場)のような雰囲気の飲食店街で、カウンター10席程度のこじんまりとした店が170軒ぐらいある。先週は「埼京線の中でワンカップ飲んできた。アハハ〜」と笑う東北大出の開業医がいたり、コンロを借りてイカの腑を炒る民放プロデューサーがいたりしっちゃかめっちゃかだ。ここに来ると年齢も身分も関係ない。あるのは酒とつまみと酒場の会話のみ。端に座る客の会話も聞こえるので、誰彼となく会話に参加しいつの間にか一体感が生まれる。なんだか個人対個人の力量が試されているみたいだ。
いいなぁ。一人ぽつねんと飲むのーー、
俺は、うちしかないよ、かーちゃん いねどぎ(居ない時)
氏素性知られてると、、、良くて悪い!
投稿情報: fumi | 2004-10-12 08:25