出船で大漁を祈りつつ
数日前に仕込みを手伝った近海マグロはえなわ船の出船送りに行ってきました。日の佳い午前11時になると汽笛を鳴らして多くの船が出漁していったものでしたが、ここ数年はめっきり少なくなりました。乗組員は15名。そのうちインドネシアからの研修生が5人。出漁前の慌ただしい時間に、家族や友人との別れを惜しんでいました。
インドネシアからの研修生は日本にいる間、港から歩いて15分位のところにある南が丘の船員寮に滞在しています。寮母さんも出船に駆けつけ、名残惜しそうに話をして握手をしていました。今度の航海を終えると国に帰らなければならない人もいるみたいで、日本での生活にやっと馴染みはじめたところなのにと、会社の人も残念がっていました。
沖に出ると陸の生活者には考えられない毎日でしょう。
「どうぞ、お体大切に!」と願っています。
歳時記にその様子を順に入れてあります。
seiko
かつて、鮪船に乗って航海をしていたのが懐かしい。
近海鮪漁の出港時には、なんともいえない独特の
雰囲気があって、忘れられない!
自分が乗っていた時期はいつも1月~4月迄の
2航海くらいで、海の荒れる時期だったので
この時期の操業が今でも脳裏に焼き付いています。
鮪船に乗らなくなって8年、今では沿岸の春漁が
この時期の仕事場になっています。
投稿情報: アトム | 2005-03-13 06:56