秋の気仙沼づくし

　「deg君は特大鰹のハラスのお寿司食ったことあるかな？」と、王者の風格を醸しだしながら軽いジャブを放つような口調。気仙沼でとれるものなら一通り口にしていると自負している私たち。鮮魚卸の○入さんは、いつも突然ご馳走の材料を提供してくれます。わざと挑発的な言い回しだったのは、お産を控えた妻と娘に会うために、わざわざ1泊3日の強行軍で帰省したdegへの○入さんの心遣いなのでしょう。家族がすべき気遣いを友人がフォローしてくれて本当に助かっています。すし飯だけ作ってて、と言って電話は切れました。

　内臓まわりの身をハラスといい、戻り鰹のハラスにはマグロ以上の脂が乗っていることがあります。特に大きな鰹のハラスは大トロ以上だとの評もあります。ただ、虫がいるので素人がさばくには難しい部分で家庭ではなかなか口にすることができません。○入さんは約束どおりマイ包丁を持って来て、今夜のメイン料理を作って楽しませていただきました。

　特大鰹のハラスが来るならと、我が家にある食材を総動員して「沖捕り鮭のバター焼き」や「土瓶蒸し」でお出迎え。何のことはない、今宵も頂き物のオンパレードです。

　深まり行く秋を味わいつくして、また明日も頑張ろうね。

seiko

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Comments

[投稿情報: 曽根 三明]

仕事の途中でちょいと覘いたら、旨そうなカツオの刺身とマツタケの土瓶蒸しの写真があったので、家内と一緒に眺めているところです。
大ちゃんもしあわせだね。
ハラスはどうも苦手です。メカジキもだめなのですが、魚屋の息子のトラウマでしょうか！

[投稿情報: seiko]

＞三明さま
そうですか、魚の脂っこいのがダメですか。子供のときにかなり美味しいところばかり食べましたね。
季節のものを季節にいただく、持つべきは友！と親戚、感謝しています。（笑）

[投稿情報: 曽根 三明]

土曜にもかかわらず今日も仕事に出ています。
死んだ父もスイトンに入ったジャガイモは絶対食わなかったのと同じで、ハラスやメカジキは子供時代からの心的外傷です。
カツオの時期になるとナマリ節加工屋さんから大量に余ったハラスが持ち込まれます。ハラスは１０枚ずつ針金でつないで店頭で売ってましたが、針金でつなぐのが子供たちの仕事でした。
メカジキは、肉の代わりカレーに入れた時期があり、また魚かと、ため息でした。
食えば旨いのはわかっているのですが！
ちなみにすぐ上の兄もだめだそうです。長兄は知りませんが、大丈夫そうですね。
明日は、町内会の芋煮会です。天気になるとよいのですが！

[投稿情報: kazue]

ハラスは黙って出されれば美味しくいただくのですが、
自分でさばいた時に虫を発見すると、しばらく食べられなくなります…。うっうっう。
美味しいんだけどなぁ、塩焼き！
でも、生はまだ食べたことが無いです。
○入さんに買いに行けば売ってますか？

[投稿情報: seiko]

＞三明さま
ハラス触りすぎですか～、わかる気がします。
明日の芋煮会は晴れると良いですね。

＞kazueさま
残念ながら○入では売っていませんです。ハイ。
今度と言っても、来年？に期待しましょうか。ネ！

[投稿情報: 影山のり子]

イヤァ～～　美味しそうな話ばかり・・・
好き嫌いのまったくない私なので、なんとももったいないお話！

ようやくＰＣもなおり、ＨＰのサイトもほぼ回復しました。
なぜ文明の利器ってこんなに面倒なんでしょうかねぇ？

[投稿情報: dabadabax]

私の知り合いの魚屋の娘もマグロが苦手といっています。どうしてと思いますが、いつもいろんな形で食べさせられ続けたんでしょうね。
でもでも、魚屋ではないものからとってみれば、なんとももったいないことで。ハラスを10枚つないだものを食べてみたいです。美味しいものがいっぱいでいいですね。秋ですものね。

[投稿情報: seiko]

＞のり子さま
PC復活よかったですね。
からすみパスタに挑戦してみようと思います。
うまく出来たら、、、パチパチパチ（笑）

＞dabadaxさま
どうしても魚料理が続くと以前は肉が食べたいと思ったものでしたが今は魚が良いなあと思うことが多くなりました。これって、歳？かな～。
食に貪欲な私にはダイエットと言う言葉は似合いませんです。（笑）
雨ですが産業祭りに出かけてみようと思います。