たけやまんば
今日はカトリック幼稚園恒例の「餅つき」がありました。臼と杵を使うなんて滅多に見れませんし、短期保育中の孫がいるからとfumihideは搗き方に、わたしはカメラマンのつもりで行きました。
が、結果は写真のとおりです。お見苦しくも、昔取った杵柄をフル回転。どうやら頼りにしていたおばあちゃんに急用ができて、お母さん方が悩んでいたところに遭遇したので即変身。エプロンを借りたあげく、手合せオバサンになってしまいました。
「つきたては手で切れまーす」と話す副園長さんと一緒に、指で輪っかを作って切って見せると「うわあー、すごい、すごい!」と園児たちから歓声があがります。手でちぎった餅を椀に入れて、お昼にはあんこもちとのり餅になって登場しました。
この記事を書きながら「まんが日本昔ばなし」の『ちょうふく山のやまんば』を思い出しました。やまんばは「赤ちゃんが生まれたので祝いの餅を持参せよ」と麓の村人に命じ、道案内の老婆と力持ちの男二人がやまんばの家へ向かいました。ところが男たちは怖気づいて途中で餅を置いて引き返し、老婆だけが行って御礼に切っても増える錦の反物をもらってきた、という話です。
わたしは餅をついた村人、届けた老婆、食べたやまんば、どれでしょう。苗字に「山」がつくからやまんばですね。錦の反物は渡せませんが、今は覚えていなくてもいつかは思い出す経験を渡したという意味も込めて。
みんな、楽しかった餅つきを記憶の片隅に入れててねー。
seiko
今の臼って小さいんですねェ。
子供の頃は正月前の持ちつきの日が大好きでした。
一族分全ての餅を搗くのは一日がかりで、子供だった私には楽しい一大イベントだった思い出です。
fumihide兄さんはぎっくり腰をおこしてはいませんか?(^0^)
ご老体(まだ早いか・・・)は無理をなさらぬが肝要!
お餅はお雑煮以外は、あまり好きではありませんが、搗き立てならば大根おろしや、納豆餅がいいなァ!
投稿情報: 影山のり子 | 2005-11-30 00:19
>のり子さま
餅が嫌いと言う人は少ないような気がしますが、何餅が好きかは色々ですね。
fumihideは元旦のあんこ餅でさえ遠慮するって言うんですよ。お雑煮はおかわりするのに。
私はクルミ餅、納豆におろしと刻み葱入りかな?
昨夜は腰痛が少しあったので、ゆっくりぬるめのお風呂に入り、復活?させました(笑)
投稿情報: seiko | 2005-11-30 16:42