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2005-12-04

湾東を歩く

Tsurugaura_1  鶴が浦から魚町まで歩いてみた。気仙沼湾の東側は海岸まで山が迫っているので、海岸に沿って昔からの道が残っていたり、養殖から造船まで水産業にかかわる仕事が順路のように続いているので面白い。距離にして片道約6キロ。散歩にはうってつけのコースで、変化にとんだ風景が楽しめる。鶴が浦と大島をはさむ瀬戸は、穏やかなようで干満が激しいと聞いたことがある。この潮の満ち引きが大川から森の養分を運ぶのだろう。カキかホタテか、養殖のいかだが静かに浮かんでいた。

 かと思えば、少し歩くと森に包まれる。山と山にはさまれて、四方を見渡しても海は見えない。そしてまた海。対岸の魚市場まで直線で400メートル位だろうか、地続きなら5分もかからないで行けるのに車で15分かかってしまう。この幅は海じゃなくて川だ。「リアス」の語源はスペイン語の「潮入りの川」だそうで、まさにその通りだと思った。

 小々汐にある200年の古民家とか、大浦の厳島神社とか、浪板の造船所とか。書ききれないので後日また書きます。

KENJI

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コメント

投稿しついでにもうひとつ。
鶴が浦って何処?ほとんど気仙沼暮らしをしたことが無いので、地名でいつも戸惑います。
おおよそ、あのあたりかな?程度の認識しかありません。

そういえば、ryousukeの亡くなったジジ様が若い頃、大島まで泳いでいる途中で足をつってしまい、ギブアップするのも悔しいので、そのまま泳ぎきったという話を聞いたことがあります。

製材所から鹿折川を越えて右へずーっと向かうと鶴が浦です。そこはもう大島の目と鼻の先で、一番狭いところで350メートル位だったと思います。馬場様に劣らず時事様も強者ですね。僕も計画しましたが口だけでした。

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