ITグランマ
EIKOばーちゃんの絵手紙は子や孫に限らずあちこちへ送り、聞いたら去年は200通近く差し出したという。ばあちゃんのダンスサークルの親友、料理学院のミエコ先生もそのうちの一人だ。おみやげでいただいたという韓国の粗挽き唐辛子のおすそわけが届き、小分けされた瓶には、ばーちゃんの絵がシールになっていた。
「デジカメで撮ろうと思ったけど、出始めの頃のものだから画素数がよくないのよー。それでスキャナで取り込んでみたの。」
ばーちゃんは横文字が並んでチンプンカンプンのようで、隣で聞いていた僕はIT用語を駆使するミエコ先生の方が若いと思っていたらばーちゃんより年上だった。大正生まれ。パソコンできるできないは年齢じゃないと思った。
KENJI
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