珍魚アブラボウズ
先日あさひ鮨さんの懇談会へお邪魔したとき、刺身として出していただきました。脂の乗りもよく美味しくて、後からお寿司も握ってもらいました。白身はメカジキのような見た目でしょうか。ギンダラ科でネウに似た50キロもある大型魚だそうです。水深500メートル近辺に生息し、この地域で釣れる人は一人しかいないそうです。大陸棚の広がる三陸沖で、水深500メートルを探し当てて糸を下ろす作業が難しいそうで、天候や凪などの条件が揃ってもなかなか釣れないんだそうです。だから年中食べられる魚でなく、入荷があって運が良かったら食べられますね。季節的にはこの時期がいいようです。
後ろの説明文は「南町ゆめ通り新聞」に載った村上社長さんの記事です。
seiko
昨夜から深々と降る雪のお陰で仙台も一面の雪景色となりました。気仙沼もライブカメラでエースポートの風景を見ると大変な雪ですね。
この時期になるとアブラボウのことを思い出します。
魚屋育ちの私ですが、アブラボウは最も嫌いな魚でした。この季節になるとアブラボウが水揚げされ、店にも並ぶのですが、油が強すぎてとても子供の私には食べられたものではありません。
「アブラボウ」<>「アブラボウズ」と村上さんの記事にありますが、写真で見た感じは子供時代に見た「アブラボウ」と全く同じのように思えます。
後ろ向きのコメントで申し訳ありませんが、ご容赦を。気仙沼に行ったら兄に頼んで食べてみます。大人の味覚ではまた違うのかもしれません。
投稿情報: 曽根 三明 | 2006-02-03 09:42
>三明さま
どうもありがとうございます。
「アブラボウ」は味噌漬け焼きにしたりしましたが、おいしいので食べ過ぎるとロウ分が多いためにお腹をこわすので販売禁止になりました。
アブラボウズはギンダラ科で別物なそうです。
さっぱりした脂っこさという感じです。是非今度お兄様とご一緒にどうぞ。
投稿情報: seiko | 2006-02-04 08:20