大川を歩く その3
この辺を歩くのは20年ぶりだった。当時、3ヶ所くらいしかなかった工場が加工団地として整備され、今では10ヶ所近くになって新築工事もしている。工場の壁には社名が刻まれ、カネカだのマルヤマカだのダイウロコだのと、家号を冠したところが多い。
そもそも、なぜ家号か。もとは焼印を押して所有を示すためだったのが、市場での誤取引を防ぐためのものに発展していったと想像した。屋号はなんちゃら別家とか、某新屋と親族の区別を示すものとして使われ、家号は商取引上のトレードマークに使われたのだろう。山一だの山種だの、家号を社名にした証券会社がつい最近まであったのを考えると、市場と密接に関係するとみた。
こないだ魚市場へ行ったら、表示板にも使われていた。一覧性がある。家号は瞬時の判断が求められるとき威力を発揮するのだと思った。それにしても外字をつくるのに苦労したことだろう。JISキーで表現したらどうなるか試してみた。△△△=ミツウロコ、大△=ダイウロコ、○入=マルイリ、○^カ=マルヤマカ、口・=カクボシ、¬大=カネダイ、¬メ一=カネシメイチ。やはり一つにまとめた方が判りやすい。
KENJI
>JISキーで表現したらどうなるか試してみた
かなり、うけました(^0^~~
好きです、こういう遊びが。
投稿情報: 影山のり子 | 2006-03-30 23:28
はじめて投稿する、どぶろく万歳です。この前は仙台から車での長旅ごくろうさんでした。久しぶりに長話をし、色々考えました。次回は東京で会いましょう。屋号ですが、全国津々浦々、魚屋だけでなく様々な企業に使われてます。そして気仙沼の魚屋と同じ屋号も…仙台にあります。次回は全国のおもしろ屋号を調べてみては?
投稿情報: どぶろく万歳 | 2006-03-31 07:42
>影山のり子さん
家号をキーで打ったら顔文字みたいになるかも。
>どぶろく万歳さん
どーも!この前は送っていただき本当にありがとうございました。かなり刺激的な移動でした。そうですね、今度は東京で。家号は今でいうトレードマーク、コーポレートアイデンティティみたいなものだったんでしょう。全国の屋号についてこんなサイトを見つけました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=311977
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E5%8F%B7
http://www.president.co.jp/dan/20050200/003.html
銀座「ハゲ天」
http://www.hageten.com/tenpura/K0602.html
投稿情報: KENJI | 2006-04-01 02:41