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2006-08-05

親子関係 理想と現実

Dunhill  あさひ鮨のあと、マンボ通りにあるバー、ダンヒルへ行く。家族みんなで押しかけたことはあるが、親子3人で行くのは初めて。何だかキリンビール「人は、人を思う。」のCMみたいな親子だと勝手に心酔していた。

 fumihideもseikoも顔なじみで、マスターはバーテン歴40年以上の超ベテラン。お互いをよく知る間柄に、押したり引いたりの会話と絶妙な間合いに舌を巻く。僕が会話に入る余地なんてない。高速のインターで本線に合流できなくてウロウロしているような感覚におちいる。

 そういう僕をマスターは見逃さなかった。「どれ、息子さんさ一曲プレゼントすっから」とハーモニカを弾き始めた。ハーモニカのゆらぎと夢波止場の観光ポスターがマッチして心地よい酔いがまわる。それぞれが鼻歌を歌詞をと歌っていくうちに同じ方向へ向きはじめていく。マスターは息を切らせ、額に玉の汗をかいて弾き終えた時には雰囲気はひとつにまとまっていた。ん~、これぞ職人魂。

 で結局、親子の会話といえば猥談、雑談、酒場の会話。CMのような美しい親子関係も世の中にはあるだろうが、現実はこんなものだ。

KENJI

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コメント

親子で「ダンヒル」。いいねぇ!そこに行ったら、親子の会話は不要。行っただけでも会話。マスターの「職人芸」が聴けたら、相当足繁く「通店」した親子。
自分などは「酔っぱらったがらむげさこ」と娘を呼び出し水だけ飲ませて帰る悪い父親。それからすれば「武山ファミリー」はとてもすてきなそれだ。
ほんだけんと、ダンヒルは、マスター、カクテル、音楽最高だよね。

>高速のインターで本線に合流できなくてウロウロし・・
想像できて大笑いしてしまった^0^
我が家でも昔、外食後、20歳以下だった弟と妹をタクシーで帰し、父母と私の3人で国分町にくりだし、午前様をしたこともありました^^
>マンボ通りにあるバー、ダンヒル
フ~ン・・・気仙沼には12歳までしかいなかったので夜の世界を知りません。
そんなバーがあるんですね・・・

>秋彦さん
いえいえとんでもありません。我が家はそんなんでありませんから。中学生の頃から秋彦さん宅同様「むげさこ」がありました。夜の気仙沼に繰り出して飲んでいると「ここで生まれ育ってよかったな」とつくづく思います。

>着物作家さん
ん~、着物作家さんと馬場様の強力タッグは無敵です。ノボさんと2対1になっている光景が目に浮かびました。

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