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2006-12-12

経験の共有

Newyork_052

 コロンビア大学でガンの基礎研究を続ける高校の先輩、Hさんと飲みに行き、もっぱら気仙沼ネタで盛り上がる。気高が鼎が浦と合併しただの、気小の入学児童がいずれ19人になるだの、足跡が同じだから一から説明しなくても話題が進む。そのスピード感がなんとも心地いい。

 高校の話題を切り出すとき、体育教師ギッコと応援練習の話をするとだいたいの先輩方と通じる。というのもみな通ってきた道だから。勤続40年のギッコ先生に教わったOBは多く、初授業は毎年同じ。受身をとって車に轢かれなかったという自慢話なのか漫談なのか分からない話を聞かされる。それを話すと「んだんだ~」と話が広がる。応援練習は入学後の通過儀礼のようなもので、歌えないと一年格という体罰が応援団からくだされた。砂利の上に正座させられただの、スクワットめいたことさせられただの、俺らの時はこうだったと花が咲く。

 経験の共有。学校にはそういう作用もあるのだと思った。

KENJI

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コメント

ギッコ先生は、私にとっては『父の同級生であるI先生』なのですが、
(昔、大きな大会の審判長などでテレビに映っていることも多かったので、ホントにその道ではすごい方なはず!)
気高出身者たちにとっては、かなり強烈な『思い出の先生』っていう存在みたいですよね〜。


鼎での私たちにとっての強烈な符合(?)といえば、
K島先生の『源氏物語』の授業であるとか、
お茶の先生でもある家庭科のY田タカコ先生の、愛らしいトークであるとか。
私よりも少し先輩年代の方たちにとっては、やはり『みよば』先生ですかね〜。
皆様お元気そうで何よりと思います(*^^*)

思わず、てんこめやまたけのくらがさかぐらに変身!したかと思ったよ。(笑)

>kazueさん
そうです、猛者です。やっぱどの学校にも名物教師っているんですね~

>seikoさん
イースト43丁目にある居酒屋です。日本全国の地酒が揃っています。「南部美人」「一の蔵」「雪の松島」「浦霞」をいただきました。伏見男山と角星があるともっといいのですが。

ごめん・・・気仙沼話題に入っていけない私には、この写真が何かが理解できない~~~

>着物作家さん
この写真は文中とまったく関係ありません…。マンハッタンにある居酒屋です。

 「てんこめやまたけ」さんの室内にも、この写真のようなくらがあるんです。
 って、なんで私がコメントしてるんだろう。
 気仙沼とニューヨークの景色の共有っていうんでしょうか。

私は、気仙沼高校卒。母、妻は鼎卒。娘たちも鼎だ。私は彼女らが卒業しても「フェンシング応援」のため閉校するまでそこに「在籍」した。だから母校鼎と思っている。12月4日、気高で生徒達にお話しする機会を得た。男子生徒に混じり「セーラー服」姿に懐かしさを覚えた。私は応援歌、「時は流れて」を歌った。生徒達が一緒に歌ってくれた。気持が高ぶりこみ上げてくるものがあった。同窓はすばらしい。やはり私にはどちらも母校だと感じた。

>千田さん
的確なフォローありがとうございます。マンハッタンではこの格子戸がおしゃれに見えるようです。気仙沼さ行げばあっつこっつさあんのに。

>秋彦さん
そういう意味ではないと分かっていながら、秋彦さんのセーラー服姿を想像してしまいました。
気持ちのいい先輩やら後輩やら仲間に恵まれる僕は幸せです。学校もですが、気仙沼で生まれ育って本当に良かったと思います。

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