亥の年の珍味・魚編その3
「seikoちゃん、こんなのいる~?」とスーパー袋に2本、階上のおばちゃんが持ってきてくれました。大きさは何かと比べないと分かりませんね。約40センチあります。
これは何かといいますと、本マグロの卵です。船員さんがおみやげとして遠洋船の冷凍庫にしのばせておいたものだそうです。昔はよく頂いたものですが、最近は船数も船員さんも減って回ってくることがありませんでした。
頂くのは何年ぶりでしょうか。本マグロの内臓は、獲った船上ですぐ処理されるし、これから漁獲規制も入るのでますます手に入りにくくなるかもしれません。
2センチほどにぶつ切りして、濃い目で煮付けました。
たらこと同じように皮が縮むので、くるっとひっくり返って花が咲いたようになります。ん~、見た目ウニって感じもするかな~。なんてね。
食感はたらこを固めに煮付けた感じで、バラバラにならないので面白い形で出来上がります。野菜と煮ても良いかもしれません。細かく切ってマイタケなんかとオリーブオイルで炒めてパスタなんかどうでしょう。
だってね、イタリアの近くの地中海で獲ってきたって言うもん。
seiko
スッゲ~!!!(あ~ら少し下品な反応でした^^)
そう、魚問屋さんも大変なんだよねェ~
投稿情報: 着物作家 | 2007-02-01 00:52
むっはーっ
着物作家さんが言葉にならないの分かります…。今日気仙沼から上京してた同級生に聞いたら「あー、よく貰うよ~」と言ってました。僕も食べたことあるんでしょう、多分。でも思い出せません。灯台もと暗しだなぁ。遠洋基地ならではですね。
投稿情報: KENJI | 2007-02-01 02:46
>着物作家さま
融けたら新鮮でびっくりしました。
解体後ー55~60度で急速冷凍するそうです。
ごく当たり前にもらって食べていた食材から話題が漁獲規制になっていくなんて、、、深刻すぎる~。
>KENJIさん
そっか~、記憶にないか~。
一年に一回、それ以上の間隔だったからね。
何せ、酒の肴って感じですからね。笑
投稿情報: seiko | 2007-02-01 07:07
魚屋で生まれ育ったクセに、どうもこの種の食材は苦手だ。嫌いなものを挙げれば、筆頭がメガジキで、アンコウ、目抜けの荒汁、マグロの卵の煮つけと続く。魚屋の息子は成長期に多分に食いすぎたことが仇となり、大きくなったら二度と食うものかと誓ったものだ。ちなみに、カニ類、貝類はどう言う訳か、嫌いになったことはなかった。自由亭で行われた法事の席で出された「あわびつぶ」は絶品だった。(いつもネガティブな投稿でごめんなさい!)
投稿情報: 曽根 三明 | 2007-02-02 20:52
>三明さま
ま~、そうでしたか。
今では高級食材ばかりですね。(笑)
また食べてみたくなる時が来たりして、、、。
是非挑戦してみてください。(笑)
投稿情報: seiko | 2007-02-03 07:05