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2007-10-16

五風十雨、晴耕雨読

Perrochon_shelf

 ペロションさんの工房の棚には各地へ出荷される器が仕分けされていた。その中に世界的デザイナーの名前があって、ギャラリー名なのか個人名なのか聞いた。
「これは個人での注文よ。彼はニューヨーク高島屋で私の作品を見つけてくれて、以来たくさん買ってくださるの。」
 僕も同じ器をもっているので、なんかうれしい。

 結局、動物とたわむれ、器をながめ、飯を食い、寝る。トスカーナで暮らすような感覚で過ごしたら、睡眠と食事で1日の半分以上使ってしまうんだもの、観光なんかしていられない。けれど、それはそれで楽しかった。

Perrochon_horse

 親子かな、この馬は。

Perrochon_cat

 膝に猫が頻繁に乗ってくると思ったら、目黒のさんま祭りではいたチノパンだった。

Perrochon_barinaleica

 ボールを激しく奪い合うバリーナ(左)とライカ(右)。このバリーナがもっとも僕になついた。

Perrochon_barina1

 叩き起こされて眠そうなバリーナ。

Perrochon_barina2

 あくびするバリーナ。

Perrochon_barina3

 ミーシャとバリーナとで山道を散歩。

Perrochon_morning

 朝焼けをゆっくり眺めたのは何年ぶりだろう。

 観光は次回ということで、ペロションさん宅をあとにした。

KENJI

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コメント

地球を3分の2周して、本当にご苦労様でした。でも楽しく読ませていただいています。それにしても1日の大半が食べること、話すこと。あわただしい生活を送っている私たちとは偉い違いです。

同じ1回きりの人生。できればそういう生き方がいいと思います。わざわざ山道も3km歩いて行かれたのは、その焼き物があまりにも素晴らしかったからですか?これからウィリーさんのところですね。続きを楽しみにしています。

 明後日、成田ですれ違いだよ!
 おとなりのかめ、わたしが50年前にみたかめ、まさか、武山brothersがごらんであったとは?? 夢思わず。意外なところで、共通項ってあったのでした。

 気をつけてのお帰りを!!

 フィレンツェ、少しは秋風が吹いているのでしょうか??

                    Akira 拝

>dabadabaxさん
 たしかにスローな生活でしたが、人間らしい生活でした。山道も最初は歩くのかと思いきや車で通れました。ペロションさんの焼き物は優しさと強さを併せ持っている感じで、色合いもとても気に入っています。
 実は先週アメリカ入りしておりましたが風邪を患い、いま鼻声です。日本酒バーで宮城の地酒を寝酒にしたものの、口を開けたまま大いびきをかいたのでしょう。逆効果でした。それにしてもニューヨークのアパートはいくら法律で決まっているとはいえ強制暖房は暑すぎて、止めようにも止められない。別電源のクーラーと扇風機をつけて室温を調整している有様です。というわけで今回、マンハッタンの劇場街にアパートを借りています。

>nyanさん
ひぇぇぇ、あのカメ、そんな前からいたんですか!nyanさんは明後日からヨーロッパとアフリカだとか。出発と到着ですれ違いですね。フィレンツェはまだ暑かったです。そろそろ秋の気配が感じられるかもしれません。それではお気をつけて。

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