多羅葉
煙雲館の庭園に落ちていたという、椿に似た葉っぱをO先生が持ってきてくださいました。
ピッカピカに光っていて、ゴワゴワしていて、今までに見たこともありません。
紙が発明される前のインドで、経文を書いたヤシ科の「多羅樹」にたとえて、「多羅葉(たらよう)」というんだそうです。モチノ木科の常緑高木。別名ハガキの木。
葉の裏に尖ったもので書くと茶色に変色して、やがてくっきりと文字が浮き上がってきます。「葉書」の語源はこれだとか。うーん納得!
「何か書いてみたら」と言われ、思いつくまま千枚通しで書いてみました。
数分後にはご覧の通り、下手な字がそのまんま(笑)出てきたではありませんか。
むか~し、ミカンの絞り汁でやったあぶり出しを思い出しました。
今日もまたひとつ、お利口になった気分(笑)。
え?気のせいだって?
seiko
最近のコメント