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2005-02-03

地酒、海を渡る2

newyork_054newyork_061 何もニューヨークくんだりまで来て地酒じゃなくても…と思いつつ、つい日本酒バーに足が向かってしまう。今では珍しくない地酒はワインと同じような感覚で親しまれ、ニューヨークでも専門店が数軒ある。お客さんの半分は現地の日本人、半分は外国人というから、日本酒は市民権を得ているのだろう。また、日本人が考える日本食だけでなく、イタリアンやフレンチと融合した日本食も含めるとその数はマンハッタンだけで1000店近くあるらしい。

 昨日の一の蔵に続いて、浦霞、南部美人、出羽桜と東北の銘酒を注文する。味はさっぱりわからないけど、なんとなくふるさとに戻ったような感覚を楽しんで、ああ、こうやって駐在員たちは懐かしんでいるんだろうなぁと思いながらグラスを傾ける。
 それから、さんまおにぎりなるものがあった。もち米だろうか、蒸してモチモチした食感のコメにさんまが巻いてある。

KENJI

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コメント

サンマともち米のドッキング!
面白い組み合わせだね。
先に五目ぶかしを作って、サンマを巻いて蒸すのかなぁ。

原型は和歌山のさんま鮨だと思いますが、さんまの脂がご飯にしみている感じです。ひょっとしたら冷凍ものであるのかもしれませんね。

こんにちは!
NYの「酒蔵」で「さんまのおにぎり」食べました。
あんまりおいしかったからGOOGLEしてみたらここにたどりつきました!!

どうやって作るんかな

>TASHAさん
はじめまして。
さんまおにぎりは北海道、とくに道東地方でよく作られるようです。酒蔵のさんまおにぎりはもち米にさんまを巻いているのではないかと思います。ごはんにねっとり感がありますから、蒸したおこわに生さんまを巻いて再度蒸すのではないかと思います。最後、バーナーで焦げ目をつけても良いかもしれません。巻いているさんまは脂が乗ってまるまる太ったさんまではなく、産卵を終えて脂が落ちた紀州あたりのさんまではないかと思います。

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