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2005-03-30

飽くなき探求 その3

bamboocharcoal 精米機を買ったら「ホイド馬っこ買った」と言われました。
 訳すと「奇人変人が使えもしない物を購入した」「分不相応な買い物」ということでしょう。でもいいんです。毎日の食卓を豊かにしたいのではなく、道具がいかに便利かを確かめたいだけですからと自分を納得させ、これまでの学習効果もなく量販店のポイントカードを使って購入しました。
 それにしても今は必要ないけどあったら便利かも…程度の心理でポイント権を行使しているような気がします。これまでの戦利品を思い出すと単4電池40本セットとか1980円ソフトとか、どうでもいいものばかりでした。ポイント制で検索したら、面白い考察を見つけました。
ポイント還元に関する一考察(俺様ホームページ)

 それはともかく精米機を手に入れました。一度に5合まで精米できる家庭用です。最近は玄米から白米にするモード、白米を磨くモード、無洗米にするモードがあり、スクリューで回転させて磨く撹拌方式が主流のようです。
 おいしいご飯を炊くには何が決め手なのか、コメそのもの、水、漬け時間、炊き方…一番の決め手はコメの鮮度ではないかとの仮説にたどり着きました。保管状態さえ良ければ何年でも持ちますが、穀物だって植物。精米した時から酸化が始まり、みずみずしさを失わせ、パサパサしたご飯にしてしまいます。
 ならば炊く直前に精米すれば解決するのでは、というわけで実験開始。昨年10月に景品でいただいた茨城産コシヒカリ、精米して半年近く経っているので米粒は酸化しまくりです。3合をカゴに入れてスイッチオン。
 コメがミキサーで撹拌されるようにザーッとごう音を立てて約3分、ひと回り小さくなった半透明色の米粒となって生まれ変わりました。2時間ほど水に浸して普通の炊飯器で炊きましたが、ツヤツヤとしたおいしいご飯ができました。ん〜これはいいかも。

 今後の研究結果は居酒屋せいこ先生に引き継ぎます。

 そういえば、こんな家庭用精米機を使わなくても店米山武には精米したてしかありませんでしたね。失礼しました。

KENJI

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» 天使突抜第一次米飯強化計画(3) from おいしいものへの長い道のり
さて、先の記事では第一期設備増強作業が完了と書いた。いったい何が終わったのか。そ [続きを読む]

コメント

はい、はい、どうもね。
他の便利器具なら ウェルカム!

これは、ガレッジセール行きかにぁー。
ん、待てよ、eikoばーちゃんと実験してみっから。

とつぜんのトラックバック、失礼いたします。
精米機のことをネットでいろいろ見ているうちにこちらのサイトに行きあたりました。とても素敵なサイトですね。あのページこのページ見せて頂いているうちに涙がこぼれそうになりました。なんかあったかくて(笑) 僕は待ち暮らしでつまらないことを書いていますが、よかったらのぞいてやってください。

>manavicさん
こちらこそありがとうございました。ブログ拝見しましたところ、炊飯に対する並々ならぬ意気込みを感じました。ごはんはやっぱりたきたてがうまいんですかねー。もっともっと勉強します。

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河原田ライブカメラ

BBっといー東北