スローフードの先に
マンハッタンから高速で1時間10分、アップステートにある有機栽培の農場です。摩天楼も車で30分も飛ばせば一面が山林に様変わりするのがニューヨーク。ここで獲れた野菜はマンハッタンの青空市場で販売され、月末の土曜日には超人気のレストラン、ユニオンスクエアカフェのシェフによる出張ディナーが開催されます。
店内というより農産物販売所と呼ぶにふさわしい小屋には、獲れたての野菜がひしめき合い、鶏卵は昼前に完売してしまうほど人気です。ファストフード王国アメリカでも、実はこういったスローな食を求めている人たちがいる…予想しつつも実際見ると感慨深いものがありました。食の一番のぜいたくは、有名レストランで高級食材を食べることではなく、生産者の顔が見える旬の食材を自らの手で作ることではないか、って。
獲れたての野菜で作ったピザランチ、5ドル。あっという間に平らげました。
bloominghill farm
www.bloominghillfarm.com
KENJI
ニューヨークのスローフードブーム、私も昨年末強く感じました。オーガニックの野菜を使ったお店もものすごく増えたように感じます。アメリカ=大盛りなイメージが払拭されつつありますね。それにしてもこのお店、魅力的です。行ってみたいです。
投稿情報: samantha | 2005-04-29 22:58
やはり本物の美味しさを知ったら、そういうものを食べたいですよね。ピザランチたったの5ドルなんですか。私もこういうところに行ってみたいです。でも車がないといけないですよね。それが私の場合問題。NYもだんだん普通の暮らしをしてみたい。もう観光地はいいなという感じです。それにしてもKenjiさんの仕事うらやましいです。大変でしょうが。
投稿情報: dabadabax | 2005-04-29 23:54
>samanthaさん
そうですね。以前と比べてオーガニック志向になっているのではないかと思います。安くて大盛りを望む層も確かにいますが、少量で割高でも安全で生産者の顔が見えるものを求める層も徐々に増えてきていると思いました。
>dabadabaxさん
ガイドにチャーターをお願いしています。1時間1人20ドルで手配してくれます。まとまった人数ならおトクになるかもしれません。ニューヨークはホテル代がバカ高いので1週間アパートを借りるか、ニュージャージーのB&Bに宿泊しています。このB&Bは日本人が経営していて、42丁目のポートオーソリティからバスで25分、対岸の高台にあって、なんちゃってニューヨーカーの気分に浸れます。「スタジオガンボ」というB&Bです。仕事…うまくいけばいいですけどね。打ち合わせを進めながら、絶えずブログネタを探している自分。まだ余裕があるのかもしれません(笑)。
投稿情報: KENJI | 2005-04-30 01:34