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30 posts from 2005年10 月

2005-10-06

屋号のれん

Tenkome_037  お待たせいたしました。3週間前ちょっぴり店の飾りが変わりました。商店街で昭和初期の建物に「紺のれん」を飾ることになったのです。エンジンが発明される以前の船の動力といえば風。あまり知られていませんが気仙沼は風の強い町で、風を頼りに船を動かして繁栄を謳歌していました。ただ、火事も絶えず、これまでに2度の大火で町全体が焼き尽くされたこともありました。その直後に復興した建物が今でもあちこちに残っています。それが昭和4年ですから、昭和5年頃、西暦でいうと1930年頃に一斉に建てられました。当時、気仙沼は好景気の真っ只中だったのでしょう。神社仏閣を得意とする気仙大工、洋風建築の実績が豊富な東京大工、それに気仙沼大工がお互いの技を競い合って建てられたそうです。しかも真四角ではない、台形や三角形の土地に合わせて造られているのです。

 同じ時期に建てられたものが残っているのは全国的に珍しいそうで、建築士の方々が中心となって結成された「風待ち研究会」の皆さんが数年前から調査を行い、その輪がまちづくりに広がっていきました。風待ち地域の観光プロジェクトの一環として、このようにあちこちに紺のれんが飾られることになったのです。

 朝夕の出し入れ作業が加わりましたが、雨の日以外は続けています。紺のれんの脇にはお休み処を設けていますので、腰掛けて一服どうぞ。 Tenkome_035

seiko

2005-10-05

秋の花々 その2

Hana_124  あー、またドジしちゃいました。充電バッチリ、いざ撮ろうとしたらシャッターが押せない!?なんだ?フラッシュをオフにしてもダメ。原因はメモリが満杯でした、、、。目黒のさんま祭りで撮った100枚をCDに落として消去しようと思っていたのもので。

Hana_117 気に入らない写真を消せるのはとっても便利なんだけど、カメラを換えてからは手ブレが減って綺麗に取れてたからなぁ。

 「そぞめ」と「キバナホトトギス」になぐさめてもらいました。

seiko

2005-10-03

賑やかな入出港風景

Hune_397  この季節、サンマ船とカツオ船がひっきりなしに入出港を繰り返すので賑やかだ。先日、近海マグロ船の出船送りに行ったところ、造船所の小型タグボートに舳先を引っ張っられて離岸していた。エサや食料を積み込むには、岸壁に横付けして積み込んだ方が効率がいい。特にこの時期の岸壁は満船御礼に近く、縦列駐車のように狭い間隔で横付けされるので、普段なら自走旋回する時間を短縮するために小型タグボートが水先案内をする。対岸の造船所のカスタマーサービスだと聞いた。

 時間にして約3分。こういう光景は気仙沼に住んでいてもなかなか目にしない。その奥には入港を待つサンマ船、またその奥には大島航路の巡航船が往来している。

fumihide

2005-10-02

秋の花々 その1

Hana_132  きょうは小雨ふる中、第1回気仙沼中学区市民運動会がありました。ん?なんで1回なの?

 そうなんです。気仙沼小学校の校区は年を追うごとに参加地区が減って、今年から中学区での開催になったのです。時折聞こえてくる運動会の様子に思いを馳せながら、さんま、さんまで明け暮れた9月のズボラ家事を挽回するべく家中の掃除に奮闘しました。

 Hana_131雨があがり、気分転換に一息入れて庭に出てみたら、いい具合に秋の花々がきれいに咲いていました。

 一番上が「シオン」、次が「はま菊」。そして「紫式部」 です。花々の会話が聞こえてきそうな秋の一日でした。

Hana_134seiko

2005-10-01

シルバーパワー

Siruba_004  シルバー人材センターのフェアに行ってきました。この催しも今年で18回目、一線を退いて余生を楽しむ先輩方が熟練の技を還元してくださいます。毛筆、ちぎり絵、木工品、盆栽などの展示や即売。刃物研ぎの実演もありました。Siruba_008

「なるべく顔がわからないように撮りますからネットに載せていいですか?」と言ったら、「残念だなぁ、俺、顔に自信あんのに、、、」って笑いながら切り返されてしまいました。さすがです。しかも皆さん元気です。「包丁研ぎは年一回ですか?」って聞いたら「毎月第2水曜日、10時~15時 ワンテンビル正面でやってますから、載せてけらいん」とのことでした。諦めている刃物なんでもお持ちくださいとのことです。

 作品眺めたり、手芸品買ったり、話をしたりして元気を貰ってきました。残念ながら今日までです。来年も熟練の技を楽しみにしています。

seiko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北