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2006-03-07

経験と勘

Uoichiba  こないだ魚市場でマグロやらサメやらをパチリと。港町で育ちながら、マグロの見分け方を齢三十にして知った。それがこの写真。

 マグロの尾を切って、切断面から見えるスジや色で中身を判断するそうだ。赤身が多いのか、脂がのっているのか、スジばっているのかほとんど分かってしまうという。のんこと呼ばれる鎌に似たカギを引っ掛けて、仲買人が次々と尾をのぞく。尾を日のあたる方向へかざしてみたり、懐中電灯で照らしてみたり、5秒もしないで次の目当てを探している。瞬時の判断には経験と勘が必要なのだろう、目利きは年配の方が多かったように思う。僕と同年代だろうか、比較的若い人は二人で見ていた。

KENJI

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コメント

目利きもやはりプロはプロ。
プロの仕事はどんな職種でも尊敬に値すると思います。

でも最近思うのですが、脂がそんなにのっていなければいけないのかなア?もちろんスジばっているのは嫌ですが・・・
気仙沼に生まれた幸運で、本物の大トロを口にすることも出来ましたが、2切れでもう要らない・・の気分でした。
赤身や中トロぐらいが、ちょうど美味しくいただけるのではないかなア。

>影山のり子さん
ですね。すげーなーと思いながらパシパシ撮っていました。あんまり近くいったら悪いので望遠で狙って、それでも「このアンちゃん何撮ってんだべ」というような視線がファインダー越しに…。
まあ、刺身に関していえば人によっては赤身が好物だったりしますもんね。その昔、degはあさひ鮨で納豆巻ばかり注文し、コストがかからないと両親を喜ばせておりました。

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河原田ライブカメラ

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