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2006-04-01

大川を歩く その4

Kt250243 市街地のほとんどは埋立地だ。中世までは284号線と45号線バイパスのジャンクション、松川前あたりまで海だった。1000年かけて今の地形になったのをおもんばかると、昔の人って大したものだと思う。機械のない時代、人力でエッサコラと埋め立てたのだろう。しかも導水路までつくっている。それが今の大川だもの。

 加工団地を抜け、あけぼの橋を渡ると川沿いには住宅街が広がる。ほとんどの家は堤防の外にあるが、川辺に面した家もある。中学の時、川に接した同級生のM子Bちんの家は、茶の間から釣りができるという噂が広がった。だんだん尾ひれがついて「鮭を釣っていた」とか、挙句には「俺も釣ってきた」と言うやつも出現し、僕も釣りたいと本人に聞いたら一笑に付された。都市伝説の源ってこんなものなのだろう。

 写真は内の脇の桜並木手前の川辺。江戸から明治時代にかけて、内の脇一帯ではのりが養殖されていた。こんな感じで干潟が広がっていたのだろうか。

KENJI

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コメント

もう1つ噂が…M子Bちんの家では昔アヒルがいて、台風の時にいなくなったと思ったら、川上から牛の背に乗って流れてきたらしい。今でも謎ですけど。

>どぶろく万歳さん
子供の想像力って豊かだと思います。そんな噂もあったんですか。「茶の間で釣り」はジャイアンことTKCから聞きました。

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河原田ライブカメラ

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