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建物に這って見苦しいからと、fumihideが10日前に切った蔦。なのに、なんと隣の電柱につたっていたのが健在で、不思議な花を咲かせ、緑色の実をつけていました。「切ったつもりだったのに、なんだや~」と根を探していたので、からすうりだから秋までかまわないでおくべし、と説得しました。
と去年は童謡「真っ赤な秋」の2番を思い出し、赤い実がなるものと期待していたのに、赤くならなくてがっかりしました。調べなおしたら「きからすうり」のようです。どうりで去年の実は茶色だったな~。こんな緑色が秋になると鮮やかな赤や黄になるなんて、自然って不思議ですね。
レースで編んだような白い花は、夜咲いて昼萎むらしいので撮れてラッキー!子どものあせもや湿疹に塗布する天花粉(てんかふん)は、からすうりの根のでんぷんだそうで、またひとつ勉強になりました。
seiko
「う~ん上出来、上出来」と自分を褒めて、よだれを口いっぱいにためて撮りました。
唐桑でウニの開口があったとかで、玄関口で友人が「入れるボウル!ボウル!」と言いながらザザァッと分けてくれました。ウニの開口について飲んでも食ってもさんも書いていましたが、おすそ分けがやってくるのは、やっぱりここならでは。シアワセを感じる瞬間です。割って、塩水で洗いながら内臓を丁寧に取って、形を崩さないように取り出して、せっせせっせと。ご飯の上にのせて、もみ海苔とワサビ、しょうゆをちょこっとたらしていただきます。
おっと、その前にウニのトゲで真っ黒になった指を漂白してからね。馴れないわたしには手間隙かかる作業で、達成感は格別です。
うまかった~までの長い道のり。
seiko
梅雨明けを思わせる天気が2日続きましたが、また逆戻りのようですね。8月の声が聞こえる頃に明けるかもしれないなんて、、、夏休みの子供達がかわいそうです。
イワシがかなり安かったので、目先を変えて「しそ巻き揚げ」を作りました。イワシは頭を取って手でさばき、中骨を抜いて2枚にしたあと、青じそと一緒に巻きます。それに塩コショウと片栗粉をまぶして揚げるだけです。青じそは庭に勝手に生えてくるのでタダだし、ビールに合って得した気分、なんてね。
日本酒が好きなfumihideは生姜しょうゆで食べています。ちょっと揚げすぎだーって言わないでね。写真の色よりも現実、現実の「うま~い!」で勝負。
seiko
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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