« 2007年2 月 | メイン | 2007年4 月 »
シャネル2007ピグマリオン・デイズへ。
ピグマリオンとは「才能を信じて支援して、開花させる人」を意味するらしく、創始者マドモアゼル・シャネルは無名時代のピカソやジャン・コクトーを支援していたそうな。その精神を引き継いで、日本でも若手音楽家を招いたコンサートが開催されている。今回はfumihideのいとこが出演するので行ってみた。
桐朋音大のディプロマコースに通う伊藤麻耶さん。正面から見たらそうでないけど、演奏中の横顔はキヨエおっぴい(1900-1993)そっくりだった。って娘時代のおっぴいは知らないけれど、中山のおばちゃんのような、馬場さまのような、着物作家さんのような。おばさま方の片鱗から何となく想像できて、弾き込んでしかめっ面したところなんかおっぴいが降臨したかのようだ。こないだカモメの記事で指摘された「僕とdegは似ている」ってこういうことなんだと思う。パーツのどこかは似るのだと。
そして肝心の音は、さすがディプロマ。思わず身を乗り出して指先を見つめてしまう。僕の勝手な印象を言えば、力強くて鋭い音だと思った。って、おっぴいのしかめっ面イメージに引っ張られて聴いてしまったかも。
KENJI
「屋下げ」の神事から一ヶ月あまり。広々となった跡地をとくと眺めています。
そして、着々と工事は進んでいるようです。
池を作るには土台に湿気がおよばないようにしなければならないし、管理も大変だから埋めてしまうようですね。まじまじと眺めていたら色んな想い出が沸いてきました。
遊び半分で釣竿をたらしたら本当に鯉が釣れて、しかも糸が切れて狼狽してた人。悪さばかりをするので池に放り投げられた人。スケートするって薄氷に上がってドボ~ンと落ちた人等など。
一周忌のお礼と取材を兼ねて電話してみました。
「今日から池に入れる水を減らして、自然に干そうがど思ってさ。」
「鯉は誰かにやんの?」
「欲しいやづにけでもいいげんと、、、食うが?」
「…。」
あ~ぁ、やっぱしわたしの親だわ。
seiko
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
|
---|
気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
最近のコメント