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29 posts from 2008年5 月

2008-05-25

雨の徳仙丈

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 今日しか行けないので、霧雨の徳仙丈山へ。実は20年前の秋に行った記憶しかなく、あんな立派な能楽堂があることも知りませんでした。鬱蒼とした森の中に突如あらわれる能楽堂。宮崎アニメにでてきそうな雰囲気を醸し出しています。そこへ色鮮やかに咲き誇るツツジ。新緑とツツジ色のコントラストにウワァ〜と感嘆の声をあげてしまいました。

KENJI


ドブさらい

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 来週、市民一斉清掃と法事が重なるので一足早くどぶさらいをしました。隣家との側溝がどうやら野良猫の住み処になっているらしく、堆積物に猫のおしっこが染みついて異臭を放っています。昨夕、シャベルを持って突撃するもとなりの水道管に阻まれあえなく断念。そして今朝、みそ樽に汲んだ大量の水を流すも臭いが取れません。そこへ満を持してseikoさん登場。オエーオエー言いながら箒で泥を押し流し、一件落着。

 こちらは上からみた図。ご苦労様です。

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KENJI

迷宮入り

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 蔵の2階を整理するために帰ってきました。

 住んでいる者でさえ2階に足を踏み入れるのは人生で一度あるかないかの伏魔殿。もちろん僕は初めて。覗いただけで滅入るほどホコリまみれです。一日で片付くだろうと高をくくっていましたが、なんのなんの。1割も片づかないうえ、3階もあることが判明。お宝が多少眠っているだろうとの期待は見事に裏切られ、でてくるのは大叔母のランドセルやら、祝儀袋やら、鼻緒の切れた下駄、剣道着、精米機の部品…。マドレーヌの銀紙をきれいにのばしていたのもありました。キヨエおっぴい(1900-1993)が生存中、菓子箱の紐や引出物のビニール風呂敷を大切にしまっていたのを思い出しました。当時「捨てるには申し訳ない」と思った逸品なのでしょう。そのひとつひとつが先祖の性格を物語っているように思いました。

 箱に重ねられた陶器は、68年前の新聞で包まれていました。いやあ、使わなすぎです。というか出すのが億劫でそのまま放置したんでしょうな。

 次から次へと変なものが出てきて、実家なのに迷宮に迷い込んだ気分を味わっています。

KENJI

2008-05-22

大判小判が、、、

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 明治時代に東京美術学校の合田博士がヨーロッパから持ち帰ったので「合田草」。花が終わると風に揺れる通称「大判草」の種。乾燥すると貝殻細工のように見えて風情があります。

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 こちらがイネ科の「小判草」で増えに増えて庭から土手からいたる所に繁茂しています。乾燥させると黄金色になり綺麗です。

 あ~、大判小判がザックザック?な訳ないよねぇ。ちなみに整理中の蔵には金銀財宝はありません。気仙沼弁でいう「たがらもの」はあるかもしれませんが(笑)。

 そうだ!ドリームジャンボって言う手があったっけ。

seiko

2008-05-21

兵隊貯金箱とピース

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 改築前の荷物整理で少々気が滅入っていますが、思いがけない掘り出し物を見つけて嬉々としてしまいました。

 ホコリだらけの彼らは60余年間横たわっていたのですね(笑)。

 食糧統制のあった戦時中、陶器を売って糊口をしのいだ期間があったらしいのです。戦時下なので品質は決して良いとはいえませんが、30個ほど残っていました。写真の品物は「海軍、陸軍の兵隊さんの貯金箱」です。

「大きさ比べるのに何かな~い~?」

「ほら、こいづでいいべ。」

 な~るほど、平和ねぇ!

seiko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北