degさんの熊本みやげ、アオサを使って天ぷらにしてみました。見るのも触るのもなにせ初めてで、簡単レシピ通り味噌汁で何度か楽しんで、次は天ぷらにしました。青海苔とも違うし海苔とも違う、、、ぷ~んといい香りが鼻に抜けて、、、美味しいですね。
寒いと写真を撮る気持ちも失せてしまう今日この頃。アオサと関係ない話を一席。(笑)
ご主人亡き後、近所の小路に店を構えて40年のセツコおばちゃん。
年は80歳くらいかな。そのセツコおばちゃん、数年前に店をたたむか悩んだ時、常連さんから「おでんはやめて、サッとした物でいいからやって」と拝み倒されて続ける決心をしたそうです。久々に行ったら、小さな店内にむさくるしい(笑)面々が相も変わらずひしめいていました。
わたし達が行ったときにはもう勝手知ったる他人の家状態で、それぞれが言いたい放題。ラグビー早明戦を観に行って清宮前監督と話してきたとか、、、民謡「氣仙坂」を一節唸っていたり、、、なにせ狭い店内、みんな丸聞こえです。人の話にかぶさっていかないと会話ができません。それにつられたのか「カラオケも悪くないけど、、、しっとりと歌います!」とイノシシ団長。
♪酒は~もとより~好きではのまぬ 逢えぬつらさにやけでのむ
やめておくれよ やけ酒ばかり 弱い体をもちながら
あとのしまつは だれがする~ ドンドン♪
「そごまで歌ったらっさ、こう続げればいいっちゃ!」
♪法被の襟元に~ 火消し頭と書いてある~
なんぼ火消しの頭でも~ 恋の炎は消しやせぬ~ サノヨイヨイ♪
会話だろうが端唄だろうが、どんどん被さってきます。「seikoさん、この状態をブログさあげでけらいんよ!」とプレッシャーは来るのに、コップは催促してやっと。つまみも回って来ません。
あの面々にセツコおばちゃん、かなりモウメ(蒙昧)してたね、きっと。
seiko
この食べ物の名称は?分かりません。
さんま、麹、大根、にんじん、根生姜、ナンバンを使って発酵させた、、、美味しい一品です。毎年おすそわけで頂くのですが、とにかく大好きなので待ち遠しいのです。
北海道出身の方が作っているらしく、さんまの水揚げ港の気仙沼では見かけたことがありません。樽などに大量に作って保存し、お正月頃に食べるのが一番美味しいのでしょうね。「さんまの麹漬け」で検索をかけたら、大阪の加工屋さんのがヒットしましたが似て非なる感じでした。そこにカッコで(切り込み)とあったので「さんま 切り込み」でさらに検索したらありました、ありました。やはり北海道が発信元のようです。掲示板には『うますぎ!酒飲みにはたまらない一品!』などと書いてありました。うん、うん、、、分かる。(笑)
今秋はこの切り込みに挑戦!しようかな。(笑)
どんな風に作るのか?ご存知の方がいたら教えていただけませんか。
seiko
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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